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百五十六 ページ41

銀「暇だし行くか〜」


松「お、珍しく銀時が行く気に...」


高「相当暇だったんだな」



暇か...
確かにそうかもしれないけどボーッとするのも好きだな
私は番傘をさして皆と一緒に紅葉狩りへ行く












松下村塾の付近ではちらほらでしかなかった紅葉は、山の麓まで来ると葉の色が紅や黄色に色づいていてとても綺麗だった



『いつ見ても紅葉って綺麗だね』


松「秋って感じがしますね」



雪山に住んでいた頃は冬と春にしか山を下りなかったから紅葉を見た時はとても驚いた


山が紅蓮の炎に包まれたような...
そんな例え方をしたっけなぁ



銀「松陽、何処に向かってんだよ」


松「特に決めてはいませんが紅葉が綺麗な山を散策しようかと」


桂「先生、あの山の紅葉が綺麗だと思います」


松「そうですね、では付近へ行きましょう」



私達は山道を歩いて綺麗な紅葉の場所へ行く


山道を歩いていると綺麗に色付いた紅葉の中に自分達が溶け込んだかのような気分になる









暫くして



松「この辺りですかね」


桂「この場所凄い綺麗ですね」



私達が到着した紅葉の場所はとても神秘的で
決して整備されている森ではないけれど、この周辺の木々はまっすぐ伸びていてとても美しく見える




松「ここで少し散策しましょう」



私達は一時的に別行動を取る事になった
私は周辺に生えている一番背の高い木に登り、上から紅葉を眺める



『凄い...』



松下村塾は勿論、周囲の村や大きな街も遠くにある海も見渡す事ができる
皆にも見せたいけど流石にここまでは危ないし登って来れないよね...



銀「おいA!!」


『えっ銀時!?』



下を見ると銀時が私のいる木に登ってきていた
こんなに高いと落ちたら...



『銀時危ないよ!?』


銀「お前が登れるなら俺だって...!!」



銀時は私のいる所まで来るとそこから見える景色を見渡す



銀「すげェ...」


『凄いよね、全部見渡せるもん』



私達の行った事がある場所はここからだとほぼ全てを見渡す事ができる
私は銀時が木から落ちてしまわないように手を握った



銀「珍しいな、Aから繋いでくるなんて」


『銀時が落ちないように繋いでるんだよ』


銀「そう簡単に落ちてたまるか」



そう言ってるけどさっきから全然下見ないよね...


.

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設定タグ:銀魂 , 松下村塾 , シリアス   
作品ジャンル:アニメ
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いさや(プロフ) - ズラ子で将来起こる事件を思い出した笑笑 (2019年5月14日 14時) (レス) id: f5bbffc2cf (このIDを非表示/違反報告)
銀時と土方 - とても面白いので何回も読み返してます!更新頑張ってください (2019年3月14日 17時) (レス) id: 27f1b17986 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:外夢 | 作成日時:2019年3月4日 17時

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