百五十二 ページ37
銀「へぇ〜低杉の癖に」
高「あ?」
今度は銀時が晋助にちょっかいを出した
松「こらこら、喧嘩はやめてください」
『銀時!!晋助は低くないよ!!』
銀「チッ...(なんでコイツを庇うんだよ...)」
松「さあ、早速お団子を作りましょう!!」
松陽はたすきがけをして大きな鉢に米粉と砂糖と水を入れてこね始めた
松「私がこねるので皆さんは丸めてください」
私と銀時と晋助と小太郎は松陽がこねた生地を分けて皆に配る
松「米粉をたくさん貰ったのでたくさん作って持って帰ってくださいね」
...「「「はい!!」」」...
.
そして
「完成!!」
「先生終わったよ!!」
松「皆さん上手にできましたね」
皆が頑張ってくれたお陰で
1、2時間目でお団子を作り終える事ができた
松陽は15個ずつお団子を袋に詰めると皆に配り始める
「先生なんで15個ずつなの?」
松「十五夜に因んで15個ずつ月にお供えするんですよ」
「へぇ〜そうなんだ!!」
松「このお団子はお家に帰って家族で食べてください」
「はーい!!」
皆はお月見団子をもらって喜んでいる
まだまだたくさんあまっているけれど銀時と晋助がほぼ全部食べちゃうから作りすぎても大丈夫だと松陽が言っていた
『松陽、片付け手伝うよ』
松「ありがとうございます」
私は松陽と後片付けをする
『米粉が机に...』
私が机に散らばった米粉をかき集めていると
銀時が私の方に来て...
銀「おらっ!!」
『きゃっ!!』
集めた米粉を思いきり私の方に払った
米粉は煙幕のように私の視界を遮る
『ケホッケホッ!!』
高「Aどうしたっ!?」
私の悲鳴を聞いて走って来た晋助
銀時は晋助に容赦なく米粉を吹きかけた
高「わっ!!何しやがる!!」
銀「ただの遊びだよ」
白くなった私達を見て笑っている銀時
高「ケホッ...」
『晋助大丈夫?』
高「嗚呼...銀時許さねェ...」
もう...私達何もしてないじゃん...
するとそこへ
桂「おい、掃除をしてるんじゃなかったのか」
様子を見に来た小太郎が米粉まみれの部屋を見てため息をついた
桂「ここまで散らかしたのは銀時だな?」
銀「あとで片付ければ良いだろ」
桂「簡単に片付けられるレベルじゃないと思うが...」
部屋は机の上も畳の上も何処も真っ白になっていた
銀「あ...まぁどうにかなる」
.
松「どうにかなりますかね」
.
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いさや(プロフ) - ズラ子で将来起こる事件を思い出した笑笑 (2019年5月14日 14時) (レス) id: f5bbffc2cf (このIDを非表示/違反報告)
銀時と土方 - とても面白いので何回も読み返してます!更新頑張ってください (2019年3月14日 17時) (レス) id: 27f1b17986 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:外夢 | 作成日時:2019年3月4日 17時