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百五十 ページ35

山へ着き
私達は秋の七草を探し始める



松「あまり遠くへは行かないでくださいね」



勿論私達も探すけど
皆が遠くへ行ってしまわないよう注意を払いながら探す事にした



「Aちゃん見て、柿がなってる!!」


『取ってくるね』



私は木に登って柿を数個取って下へおり、皆にひとつひとつ配った



「ありがとう!!」


「ねぇねぇAちゃん!!私達にも!!」


『あいよ〜』



私は再び木の上に登り、皆のために柿を取った



銀「A、猫とか狐っつーよりは猿みたいだな」


『ちょっ...それどういう事?』


銀「木に登る速さが異常だから」



異常って...銀時それは失礼だよっ!!
私は銀時に向かって柿を投げた



銀「痛ェ!!」


『銀時酷い...』


銀「嗚呼悪かった、だから拗ねないで降りてこい」



私は木から下りる



銀「ほら、こっち来い」



銀時が手招くので私は銀時の方へ行く
...と見せかけ、銀時の鳩尾を殴った



銀「ぶべらッ!!」



吹き飛ばされた銀時は近くにいた女の子達に責められる



「銀時くん酷い!!」


「女の子に猿だなんて!!」


銀「謝っただろ!!」


「謝って済むなら役人なんていないよ!!」



言われっぱなしの銀時が少し可哀想になってきたので、私は女の子達を宥めた



『私は大丈夫だから、そのくらいにしてあげて?』


「また酷い事言われたらいつでも味方になるから!!」


『うん、ありがとう』



女の子達は銀時の傍から離れて行った
女の子達の去った後、私は銀時の元へ行く



『銀時ごめんね...ここまでボロボロになるとは...』


銀「女って恐ェ...」



まぁ集団で何か言われたり蹴ったり石投げられたら恐いよね
でも皆私を庇って銀時をここまでボロボロにするなんて...
銀時には申し訳ないけど女の子同士の絆を感じた



『でも珍しく反撃しないんだね』


銀「女に手ェあげられっかよ」


『私も一応女なんだけど...』


銀「Aは...その、家族だし特別だからよ...」


『どういう事?』


銀(い...言えねェ...)



銀時顔真っ赤だけど...どうしたんだろう
私何か変な事言ったかな、言った覚えは無いんだけど...



銀「A」


『ん?』









chu









銀「そーいう事だ察しろよっ!!」



銀時は顔が真っ赤になったままどこかへ行ってしまった
接吻は分かるけど...



『どういう事...?』


.

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設定タグ:銀魂 , 松下村塾 , シリアス   
作品ジャンル:アニメ
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いさや(プロフ) - ズラ子で将来起こる事件を思い出した笑笑 (2019年5月14日 14時) (レス) id: f5bbffc2cf (このIDを非表示/違反報告)
銀時と土方 - とても面白いので何回も読み返してます!更新頑張ってください (2019年3月14日 17時) (レス) id: 27f1b17986 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:外夢 | 作成日時:2019年3月4日 17時

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