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百四十九 ページ34

皆で秋桜を見に行ってから数週間後



松「皆さん今日は何の日か知っていますか?」


桂「確か十五夜ですよね」


松「そうです!!今日は十五夜なのでお団子を作ったり芒を取りに行きましょう!!」



十五夜ということで今日の授業はお休みしてお月見団子を作ったり山へ行き秋の七草や野菜や果実を取ってくる事になった


これも列記とした授業の一環で
松陽は昔から続いてきた文化を皆に教える為に行っている
勿論、人間の文化として私に教える為でもあるって言ってた



松「では早速山へ行きましょう」


...「「「はーい!!」」」...



松陽は皆を引き連れて歩き始める
私達も皆の後をついて行く



『お月見って準備からわくわくするよね』


銀「そうか?」


『だって満月を見ながら食事ができるんだよ!!』


銀「だったら毎日月見て飯食えば良いじゃん」



銀時...
そういう事じゃないんだよ...



桂「十五夜だから意味があるんだぞ」


高「十五夜は月を愛でたり収穫祭をする日なんだよ」


銀「ふ〜ん」



銀時はつまらなそうに晋助の話を聞いていた
もう...銀時は何にだったら反応するのかな



『銀時、面倒くさがってると松陽からお月見団子がもらえないかもよ』


銀「マジか!!それだけは勘弁」



銀時は食べ物(特に甘い物)と稽古にしか興味を示さないのかな
あと河川敷に落ちてる裸の人が写った本くらいかもしれない



『あ、見て!!栗が落ちてるよ!!』



私は下に落ちている毬栗を拾い
手に毬が刺さらないように丁寧に栗を取った



『これもお供え物として持って帰ろう』


高「A、毬をくれ」


『うん』



私は晋助に毬を渡すと
晋助は毬を銀時に向かって投げた



銀「痛ェ!!何しやがる!!」


高「ボーッとしてんじゃねーよ」


銀「何だと低杉!!」


高「黙れ腐れ天パ!!」



銀時と晋助は毬栗の毬の部分を投げ合う
栗はちゃんと取ってから投げるのは良いんだけど...




『2人共やめなよ!!』


桂「皆が真似したらどうする」



晋助からちょっかいを出すのは珍しいけど皆が毬で遊んで怪我でもしたら大変だ
私は宙を飛んでいる毬と毬を持っている2人の手を凍らせた



『栗を集めてくれてありがとう!!でも毬は投げると危ないからやめてね?』


銀高「「はい...」」


桂(凄い...)



私は2人から栗を回収して松陽に手渡した


.

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設定タグ:銀魂 , 松下村塾 , シリアス   
作品ジャンル:アニメ
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いさや(プロフ) - ズラ子で将来起こる事件を思い出した笑笑 (2019年5月14日 14時) (レス) id: f5bbffc2cf (このIDを非表示/違反報告)
銀時と土方 - とても面白いので何回も読み返してます!更新頑張ってください (2019年3月14日 17時) (レス) id: 27f1b17986 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:外夢 | 作成日時:2019年3月4日 17時

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