百四十 ページ25
『私うみ知らない...どんな所なの?』
松「海はですね...例えるなら大きな湖ですかね」
『へぇ〜』
松「海も行ってからのお楽しみです!!」
“うみ”もお楽しみかぁ
銀「A、傘持ったか」
『うん!!』
松「皆さん準備はできましたか?」
...「「「はーい!!」」」...
松「それでは早速行きましょう!!」
私達は皆で一緒に“うみ”へ向かう
大きな湖って言ってたけど...“うみ”ってどのくらい大きいのかな
.
私達は山を下り、大きな街を通り、広大な草原をまっすぐ進んだ
草原を進んでいると急に向い風が強くなった
『松陽、風が強くなってきたね』
松「これは海から吹いている風なので海風と言うんですよ」
この向こうに“うみ”があるんだ...
銀「A、海初めて見るのか」
『うん!!』
桂「初めて見ると吃驚するぞ!!」
『そうなの?』
高「あれはすげェよ、この世のものとは思えなかった」
“うみ”ってそんなに凄いところなんだ!!
銀「別にそこまでじゃねーよ」
高「何だよ銀時、泳げないからって」
銀「うるせー!!」
へぇ...
銀時は泳げないんだ
銀「Aも何笑ってんだよ」
『銀時が前に川に落ちた私を助けてくれた事があったの、その川にちょっと深い淀みがあってね』
『そこで少し泳ぎたいって言ったら銀時に全力で止められたんだけど...それって銀時が泳げないからなんだなーって思ったら面白くて』
銀「それはAが怪我してたからだ!!」
銀時、凄い冷や汗かいてるよ
高「へぇ...そんな事が...」
あっ...
これは良いイジリのネタになりかねない
銀「お前等だって欠点あるだろ!!」
桂「例えば何だ?」
銀「Aは陽と暑さに弱いだろ」
『そうだね』
欠点だけどそれが私だから特に何も思わないけど...
銀「高杉は高杉なのに低杉な所だろ」
高「うるせーよ」
銀「ズラは...女っぽい所」
桂「はぁ...?」
『ねぇ、思ったんだけど“ズラ”って?』
銀「
高「ズラ...良いあだ名じゃねーか」
桂「ズラじゃない、桂だ!!」
銀時は小太郎にズラとあだ名をつけたけど
小太郎はあまり気に入っていないような...
気に入っているような...
松「皆さん見て下さい、海が見えましたよ」
松陽が立ち止まった先に“うみ”が...
私は松陽の元へ走った
『わぁ!!』
.
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いさや(プロフ) - ズラ子で将来起こる事件を思い出した笑笑 (2019年5月14日 14時) (レス) id: f5bbffc2cf (このIDを非表示/違反報告)
銀時と土方 - とても面白いので何回も読み返してます!更新頑張ってください (2019年3月14日 17時) (レス) id: 27f1b17986 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:外夢 | 作成日時:2019年3月4日 17時