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松「Aはとても良い子ですね!!」
『ぅ...苦し...』
松「可愛いですね〜私のA〜!!」
松陽は頭を撫でたり頬擦りをして私に甘えてきた
嬉しい!!嬉しいけど...苦しい...
銀「松陽締まってる!!Aが死ぬ!!」
高「先生Aがおっ死ぬ!!」
二人に止められ、松陽は私を離した
松「あ!!ついつい...A、大丈夫ですか?」
『うん、大丈夫だよ』
く...苦しかったけどね
桂「先生、そろそろ授業を始めませんか?」
松「そうですね、では行きましょうか」
銀「あー...俺腹痛いわ〜...」
松「授業を受ければ治ります!!」
高「嘘ついてんじゃねーよ、さっさと行くぞ」
銀時は晋助と小太郎に引きずられながら私の部屋から去った
松「寂しいと思いますが少しだけ待っていてください、授業が終わったらすぐに来ますから」
『うん』
松陽はニコッと笑って私の部屋から去った
さっきまで皆がいた部屋はすっかり静かになってしまった
風が草木に触れる音、何処から鳴り響く蝉の鳴き声
私にとっては辛い季節だけどやっぱり夏も好きだな
『早く夏になれないと』
まだまだ知らないこの季節を
元気になったら皆で冒険してみたい
私は授業が終わるまで静かに待つ
.
そして
松「A」
『松陽!!』
松「おや、少し顔色が良くなってますね」
『晋助のお陰かもね』
私は晋助からもらったラベンダーの香りを嗅いだ
スっと落ち着くラベンダーの香りは私の心と体をリラックスさせてくれた
それに頭痛も和らいだ気がする
松「ラベンダーですか、確かに鎮痛作用があると聞きますね」
『この調子なら2、3日で良くなりそう』
松「昨年よりも回復が早いですね」
『うん、少しづつ身体がなれてきてるみたい』
松「それは良かったです」
松陽は優しく私の頭を撫でた
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いさや(プロフ) - ズラ子で将来起こる事件を思い出した笑笑 (2019年5月14日 14時) (レス) id: f5bbffc2cf (このIDを非表示/違反報告)
銀時と土方 - とても面白いので何回も読み返してます!更新頑張ってください (2019年3月14日 17時) (レス) id: 27f1b17986 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:外夢 | 作成日時:2019年3月4日 17時