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百三十八 ページ13

高「仕方ねェ...」


銀「お前等簡単に捕まるなよー」


銀高「「どっちが多く捕まえられるか勝負すっからか」」









そして



銀「待てやコラー!!」


「「わー!!」」


高「いや待たねェだろ!!」



本気(マジ)の鬼ごっこが始まった



桂「皆が次々に捕まっていく...」


『あんなに怖い鬼ごっこ初めてだよ』



私と小太郎は木陰に隠れながら皆の捕まっていく様子を見ていた


するとそこへ...



銀「いたっ!!」


高「あとはお前等だけだ!!」


『えっ!?松陽は!?』


松「捕まっちゃいました☆」


桂「A、逃げよう」



私達は二手に分かれて逃げ回る
途中、追いつかれそうになったので私は木に登った



銀「A降りて来い!!」



この数分でほぼ全員が捕まってしまった
残ったのは私と...



高「桂はもう捕まえたぜ」


桂「すまん」



嘘!!そうなると残ったのは私だけ...



銀「Aを捕まえればどっちかが勝つんだよ」


『どっちかが勝ったらどうなるの』


銀高「「明日Aと手合わせできる権利が得られるんだよ」」



今日の夕餉を半分もらうとかじゃないんだ



『捕まえたかったらここまで登ってきなよ』



そう挑発すると二人は木に登ってきた
皆はその様子を遠くから見つめている



銀「俺が捕まえるんだ!!」


高「邪魔すんじゃねーよ!!」



二人は木に登りながら喧嘩を初める
そして二人の手が私の乗っている枝木を掴んだ時



バキッ!!



銀高「「『え?』」」



ドサァァァ!!



私が乗っていた枝木は三人の重みが加わり
枝木ごと折れてしまった



松「大丈夫ですか!?」


『うん、なんとか』



私は銀時と晋助の上に落ちたので運良く助かった



桂「銀時、高杉、大丈夫か?」



銀高「「大丈夫なわけねーだろ...」」



『銀時、晋助...上に乗っちゃってごめんね?』



私が二人に謝ると二人は私の手首を同時に掴んだ



『えっ』


銀高「「捕まえた!!」」


『捕まえたって言っても...』


松「どう見ても同時でしたよ」


銀高「「じゃあもう一回勝負だ!!」」



二人は改めて鬼ごっこをすると言って張り切っていた









『っ...ケホッ...ゲホゲホッ!!』


松「A、大丈夫ですか?」


『大丈夫だよ』


松「少し休んでいて下さい」


『そうさせてもらうね』



咳も出て少し苦しかったので私は
少し休む事にした









松陽が去った後



『本当に休んで良かったかも...』



私は掌にべったり付いた血を拭き取った

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設定タグ:銀魂 , 松下村塾 , シリアス   
作品ジャンル:アニメ
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いさや(プロフ) - ズラ子で将来起こる事件を思い出した笑笑 (2019年5月14日 14時) (レス) id: f5bbffc2cf (このIDを非表示/違反報告)
銀時と土方 - とても面白いので何回も読み返してます!更新頑張ってください (2019年3月14日 17時) (レス) id: 27f1b17986 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:外夢 | 作成日時:2019年3月4日 17時

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