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side BLUE
『でも、ちょうど、俺らもSixTONESと舞台やってたから、俺らも毎日電話かけてたよね(笑)』
佐久間くんが言って、みんなもそうだったそうだったー！って声を上げている。
『SixTONESの楽屋、6人の写真置いてたよね。
それ見ながら慎太郎くんがいってきまーす！みたいな』
『えっ、おれ死んでないって！(笑)』
どうやらこのラウールの暴露話は知らなかったらしく、北斗は顔を赤くしている。
『まぁほんとに、皆に支えてもらって生きてるんだなって思います。
骨髄移植だけじゃなくて、献血とかもぜひ知って頂きたいですね。
定期検診にいってて、輸血をすることも多々あるので』
北斗の言葉に14人それぞれが様々な反応を見せた。
きっとこれが素直な世間の反応だろう。
『…世界には、北斗と同じように、病気に苦しむ方も沢山いらっしゃると思いますし、その方を支える側も沢山、苦悩があると思うんですけど…
でも、僕らを見て少しでもね。笑って貰えたらいいよね』
少し重くなった空気を変えたのは、ジェシーだった。
そこからは、俺らが楽しく24時間テレビの準備やパフォーマンスの練習をしている所が放送されて、一発芸やってる康二とかもいて、VTRは爆笑と暖かい拍手で終わった。
だけど、誰も立ち上がらなかった。
北斗は困惑していた。
｢ご覧頂いたように、貧血の症状により、北斗は長時間立っていることが難しいので、このままの体制で失礼させていただきます。｣
ジェシーがそう言うと、驚いた。
｢さて、北斗、皆さんに骨髄異形成症候群という病気のこと、知ってもらって、自分の体のことをさらけ出したわけだけど、いかがでしたか？｣
怖い。彼がなんて言うのか、素直にそう思った自分がいたけど、役割の通り、そう聞く。
｢っ、はい、そ〜ですねぇ｣
少し間があって、
｢…正直、今でも、アイドルという活動と自分の体とのバランスに悩まされることが有ります。
けど、っ、けど｣
北斗は左右を見て、泣きそうな顔をした。
｢それでも、このメンバーでデビューするという1度は諦めた夢を叶えられた。
自分が足を引っ張るんだろうと、思ったその時も、北斗が必要だと、皆が俺を求めてくれたからです。｣
ポロポロと涙を流す北斗に、会場からも泣いている声がする。
｢VTRにも有りましたが、僕の場合、骨髄移植_造血管細胞移植の型が、兄と一致しませんでした。｣
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あーちゃん(プロフ) - Sakuさん» お楽しみいただけて何よりです〜こちらこそ、ありがとうございます！LOCKLOCK続編もお楽しみに〜 (2019年10月13日 23時) (
レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
Saku(プロフ) - BLACK読ませていただきました！最高でした！ありがとうございます またたまにある黒田先生との絡み楽しみにしてますね笑 これからも無理なく更新頑張ってください！ (2019年10月13日 17時) (レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - ななさん» ありがとうございます〜♪はい！是非ともパート3でも遊びに来てください！嬉しいですー！頑張ります(^^) (2019年10月12日 7時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございました。辛くて切ない中にも、みんなの優しさやあたたかさを感じられてとても素敵なお話でした。移行先でもあーちゃんさんの小説を読めるのを楽しみにしております。 (2019年10月11日 22時) (レス) id: e1e336f268 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - くりさん» ありがとうございます〜！けっこう難しかったですが、私も楽しみながら書かせてもらいました！またお願いします〜 (2019年10月8日 6時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん
| 作成日時：2019年9月20日 12時
