愛は地球を救う《リク》 ページ12
side BLUE
｢ヤバい無理っ、どうしよ、緊張！｣
きょもがわーきゃー言ってる理由。
いよいよやってきた24時間TVの進行表が俺の手元に届いたから。
｢大丈夫。
クロストークに気をつけて、それから尺厳しいから臨機応変にね｣
俺は自分に言い聞かせるつもりでそう声をかけた。
何より気がかりなのは北斗だ。
みんながチラチラと見つめている。
｢北斗、途中なんかあったら遠慮なく言うんだぞ。俺らだってきちんとサポートするから｣
舘さんがそう言ってくれて、SnowManの皆もうんうんって頷いてる。
心強い。
｢うん、ありがとう。
…楽しもう。とにかく、楽しもう｣
北斗は笑ってみんなにそう答えた。
照れた笑顔にみんなの緊張も少しほぐれた。
午前中は緊張もあるのか、体調も万全そうではなくて、念の為、病院に行ってきたらしい。
さほど問題なく、点滴だけしてもらってきたと。
事実、今は顔色も声色も良い。
とはいえ、俺らも24時間仕事しっぱなしって経験は無いし、体力的にどれだけ持つか不安はある。
もちろん、スタッフさんだって万全体制で居てくれるけど、だからって、俺らは仕事優先になる。
俺は空気を大きく吸い込んだ。
｢よっしゃあああ行くぞっ｣
それぞれ声を出して、オラオラしつつ、舞台裏へと向かった。
オープニングからいきなりパフォーマンス。
2グループ合同は、Hey! Say! JUMPとV6のときだけ。
ましてやデビューしたその年になんて…
｢ﾊﾊｯ ｣
俺は思わず笑ってしまって、
｢は？何笑ってんの(笑)｣
しょっぴーに言われる。
｢…いや〜アニキたちもデビューした年にメインパーソナリティやってんの、思い出したんだよ｣
｢そうだっけ！？すげぇなKATーTUN｣
｢俺らもやるんだよ今から(笑)｣
しょっぴーが、thげぇー！なんて何度も言うからおかしくて、みんなも少し緊張が溶ける。
キャーーと黄色い歓声が鳴り響いた。
♪we can do! we can go!
定番だけど、オープニングから大盛り上がり。
大丈夫。楽しめる。
15人全員が笑顔のまま、俺たちの24時間テレビが始まった。
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あーちゃん(プロフ) - Sakuさん» お楽しみいただけて何よりです〜こちらこそ、ありがとうございます！LOCKLOCK続編もお楽しみに〜 (2019年10月13日 23時) (
レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
Saku(プロフ) - BLACK読ませていただきました！最高でした！ありがとうございます またたまにある黒田先生との絡み楽しみにしてますね笑 これからも無理なく更新頑張ってください！ (2019年10月13日 17時) (レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - ななさん» ありがとうございます〜♪はい！是非ともパート3でも遊びに来てください！嬉しいですー！頑張ります(^^) (2019年10月12日 7時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございました。辛くて切ない中にも、みんなの優しさやあたたかさを感じられてとても素敵なお話でした。移行先でもあーちゃんさんの小説を読めるのを楽しみにしております。 (2019年10月11日 22時) (レス) id: e1e336f268 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - くりさん» ありがとうございます〜！けっこう難しかったですが、私も楽しみながら書かせてもらいました！またお願いします〜 (2019年10月8日 6時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん
| 作成日時：2019年9月20日 12時
