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side RED
｢急に仕事忙しくなって、北斗の体が休ませて〜って言ってるんだよ。
今はゆっくり寝て？｣
俺が言うと、ごめんって少し呟いて、また目を閉じた。
｢…どうしたんだろ。良くない、のかな｣
大我が心配そうに見つめた。
｢んー、検査引っかかったわけじゃないし。
進行とかより、最近忙しいからかもね。
急に生活も不規則になったろうし。
セリフの練習でもして、寝てないんだろ｣
高地がそう言った。
確かに、北斗は病気する前から規則正しい生活は意識してるタイプだから、それが乱れた結果かもしれない。
｢にしても焦った……
俺、隣にいたのに、全然気付かなくて、ごめん｣
樹がそう言うと、みんなも俺も〜って(笑)
｢………ドラマ、平気かな｣
最近調子がよかったからって、北斗の病気は完治したわけじゃない。
薬だって欠かせないし、今は良いけど、近い将来は、また移植を受けることになるかもしれない。
1度は白血病と言われた北斗のことを、
いや、北斗の病気を。
俺たちは少し甘く見ていただろうか。
｢心配しすぎも良くないだろうし、ここんとこ体調良いからって、俺らもあんまり声かけれてなかったかもね。反省だ｣
｢まぁ、北斗の場合、過保護なぐらいがちょうど良いか(笑)｣
高地と慎太郎が笑う。
その後、目覚めた北斗を病院に連れていく。
｢疲れと睡眠不足による貧血の症状と、熱もあるし、点滴しとこうね。
油断大敵！
…北斗くん、自分のペースってのが有るからね。
誰しもが上手くいくわけじゃないのを忘れずに｣
黒田先生も苦笑い。
北斗のことをよく分かってくださる先生で良かったとつくづく思う。
｢もう仕事の時は、ジェシーくんたちに毎日検温してもらう？｣
｢あー、それイイ！(笑)｣
｢良くねぇよ！｣
俺が先生に同意したら吠えた(笑)
｢じゃあ、体調少しでも悪かったらちゃんと言ってよ？すぐ無理するのが悪いんだよ｣
｢わーっかってる｣
歯切れの悪い返事だけど、まぁ良しとしよう(笑)
油断大敵。
でも緊張しっぱなしも大変だから、
北斗のことをしっかり見てないとなって。
｢最終的に愛なんだよ｣
｢意味わかんねぇよ(笑)｣
ほら、笑った。
fin
______________________________
少し短いですが、完結です！
リクエストありがとうございました〜
溜まってるので頑張ります(＞＜)
感想評価、お気に入り登録などなど、
よろしくお願いします！
ご愛読ありがとうございます♪
2019/09/24
あーちゃん
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あーちゃん(プロフ) - Sakuさん» お楽しみいただけて何よりです〜こちらこそ、ありがとうございます！LOCKLOCK続編もお楽しみに〜 (2019年10月13日 23時) (
レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
Saku(プロフ) - BLACK読ませていただきました！最高でした！ありがとうございます またたまにある黒田先生との絡み楽しみにしてますね笑 これからも無理なく更新頑張ってください！ (2019年10月13日 17時) (レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - ななさん» ありがとうございます〜♪はい！是非ともパート3でも遊びに来てください！嬉しいですー！頑張ります(^^) (2019年10月12日 7時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございました。辛くて切ない中にも、みんなの優しさやあたたかさを感じられてとても素敵なお話でした。移行先でもあーちゃんさんの小説を読めるのを楽しみにしております。 (2019年10月11日 22時) (レス) id: e1e336f268 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - くりさん» ありがとうございます〜！けっこう難しかったですが、私も楽しみながら書かせてもらいました！またお願いします〜 (2019年10月8日 6時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん
| 作成日時：2019年9月20日 12時
