あなたに出会わなければ

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？「あのぉ、…笑聞こえてます？笑」


A「え。あ、はいっ、！！ど、どうぞ！」


？「さんきゅー笑」


よいしょっとって隣に座ってきた人、
人違いかな…でも、すっごい似てるな……
えっと…
に、二階堂くん、？……それともそっくりさん？…


で、でも、違ってたら大変失礼だし、！！


？「何じろじろ見てんの？笑」


A「え、あ、ひゃい！すいません！！」


やばい私ったら！！びっくりして、変な声出た！！
恥ずかしい！！！


？「ふはっ、笑何あんた面白いね笑なんだよ、ひやいって笑」


ケラケラ笑ってる彼は声まで二階堂くんにそっくり…


？「ねぇそのばっく、団扇がいっぱい入ってるけど、何かのライブいったの？笑」


A「あ。え、そーなんですよ！キスマイってぐるーぷでしてね！？とってもかっこいいんです！！」


？「うん、笑知ってる笑」


A「え、…？」


？「え、まだ気づかないの？君ってもしかしてバカ？笑」


彼は笑いながら漆黒のサングラスをとった


A「え、ええええ！？に、二階堂くん！？ほ、本物！？！？」


高「いや気づくのおっそ笑笑俺声かける子間違えたのかと思ったよ笑」


A「だ、だって、二階堂くんが、生の二階堂くんがいるなんて、思わないじゃないですか！！！…声かける子って？？」



高「……いや、こっちの話笑
それよりさ、…君の名前、なんて言うの？」


A「え、！？…Aです…」


いや！チャラ！二階堂くんでこんなキャラだっけ？？チャラい担当は北山くんでしょ！？なんでこんなさらっと聞いてくるの！？しかもこんな笑顔で！！


高「そっか、Aっていうんだ、…今日さ、Aさ、俺らのライブ来てただろ笑」


A「えええ！？なんで分かるんですか！？」


もしかして、あの目の見詰め合いは勘違いじゃなかったの？？？


高「え、いや、………そ、そのバック見ればわかるだろ普通笑笑」


A「あ、そっか！なんだ！笑笑」


なんだろう、さっきの間……


高「なぁ、ちょっと一緒に飲まねぇ？俺今日1人でさ、寂しいのよ笑」


A「ええ！ぜひ！私でよければ！！」


高「じゃ、きまりな、笑笑」


━


高「おい、起きろよ、おい、A！！」


なんだろう、二階堂くんの声が聞こえる気がする…気のせいかな…


高「たっく、仕方ねぇな…ｯ」


わぁ、いい匂いでフワフワする…なんだかとっても気持ちぃ、…




目が覚めるとこそは君の家のベットでした

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