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「え、あ、あの…自分で乾…」
ミホーク「遠慮するな。それがここでのルールだ」
「うっ…それを言われると…」
ミホーク「フッ…何も言えんだろう。ここに座れ」
椅子に座ると首元のタオルがスッと離れ、ふわりと頭を包む。
ミホークさんは無言で私の髪の毛を優しく拭き始めた。
ミホーク「髪を乾かさないのは面倒だからか？」
「はい…小さい頃から面倒臭くて…だから寝起きが凄い事に…」
櫛を通すのも苦戦するくらい髪の毛が爆発する。
ミホーク「意外な一面を見たな」
「意外な一面？」
ミホーク「お前にそう言う適当なところもあるのかと思ってな」
「私…マメな感じに見えてましたか…？結構ズボラなんです…」
ミホーク「そうか」
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ミホークside
ペローナ『私が隅々まで洗ってやるからな』
ペローナ『女同士の特権だな』
そう言いながら意地の悪い笑みを浮かべるゴースト娘。
Aに惚れてる俺に嫉妬させようと言う魂胆なのだろう。
だが実際何の関係でもない俺が風呂には入れられん。
Aがよければその世話さえも俺がするがな。
現時点でゴースト娘でなければできない世話もある。
それを善意だけでなく俺への対抗心でしてくれるのならありがたい話だ。
Aもゴースト娘にしか頼めない事もあるだろう。
『私…マメな感じに見えてましたか…？結構ズボラなんです…』
惚れた女のダラけた姿はなぜこんなにも愛おしいのか。
一緒に暮らさなければ見えない一面。
Aをこの島に連れてきて正解だったと心底思う。
「…ん？雨が降ってますか？」
ミホーク「あぁ、今夜は大雨だろう」
「雨かぁ…」
雨は嫌いなのか。
窓の方に顔を向け、眉を下げ、困ったように笑うA。
その表情もまた可愛い。
するとじわじわと湧いてくる嫉妬心。
ゴースト娘の魂胆にまんまとハマったか。
Aが気付かないのをいい事に。
俺は粗方乾いたAの後ろ髪を掬い、その髪にキスをした。
ミホーク「乾いたぞ」
「ふふ、ありがとうございます」
髪１本でさえ俺のものだ。
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トモ(プロフ) - トリトンさん» キュンキュンをお届けできて嬉しいです！こちらこそありがとうございます！ (2月17日 19時) (
レス) id: a48d671f36 (このIDを非表示/違反報告)
トリトン - とってもキュンキュンしました！甘々なミホークをありがとうございます！！ (2月17日 3時) (レス) @page44 id: 861ce2f0e2 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - よもぎ餅さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2月8日 7時) (レス) id: a48d671f36 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ餅 - 更新楽しみにしてました！！頑張ってください‼︎ (2月8日 0時) (レス) id: 66243e415f (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - よっちゃんイカさん» お待たせしました！応援ありがとうございます！ (2月7日 9時) (レス) id: a48d671f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トモ | 作成日時：2023年4月10日 1時
