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「うわっ…また鳴った…」
髪を乾かして貰い、自分の部屋に戻り、眠りについた。
しかししばらくして私は目覚める事になる。
その原因は大雨による雷だ。
いい歳した大人が何言ってんだと思われそうだが私は雷が苦手。
小さい頃から雷の稲光とその後にやってくる音が本当に嫌い。
盲目故に稲光がわからない。
稲光も嫌いな私にとってプラスかと思ったがむしろ逆。
予兆となる稲光がわからないからこそ私は突然の落雷にビビり倒している。
「怖いぃ…早く止めぇ…」
布団に包まり、音を遮断した。
「喉…渇いた…」
布団から出たくないのに喉が渇くと言う。
私は杖を持つと食事部屋に水を飲みに行った。
ペローナ『テーブルの上に水とコップを置いとくからな』
本当にありがたい。
そのお陰で大分ハードルが下がる。
「ゴロゴロ言ってる…」
それぞれ自分の部屋で寝ていてこの部屋には誰もいない。
ただなぜだろう。
自分の部屋にいるよりも皆で過ごすこの部屋の方がまだ安心。
今ここに１人でいる事には変わりないのに不思議だ。
「ハァ…雷…無理…ん？」
体感１０分くらい。
食事部屋の椅子に座り、ぼぉーっとしていると。
何やらガサガサと言う音が聞こえてきた。
「…何？」
聴覚を研ぎ澄ます。
ガサガサ…スリスリ…そんな音が近付いてくる。
私は警戒し、椅子から立ち上がると音の方を向いたまま後退した。
「あれ…聞こえない…気のせい…？」
気のせいじゃないよね…
間違いなく聞こえたから…
でももう聞こえない…
大雨の音だったのかな…
ドッカァーン！！
「ぎゃあ？！」
気を抜いていたタイミングでの落雷音。
私は驚きの声を上げると走り出した。
しかし。
「うぎゃ？！」
走り出した瞬間、壁でも扉でもない何かにぶつかる。
一瞬何かと思ったがすぐ答えは出た。
ミホーク「大丈夫か？」
「ミホーク…さん…」
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トモ(プロフ) - トリトンさん» キュンキュンをお届けできて嬉しいです！こちらこそありがとうございます！ (2月17日 19時) (
レス) id: a48d671f36 (このIDを非表示/違反報告)
トリトン - とってもキュンキュンしました！甘々なミホークをありがとうございます！！ (2月17日 3時) (レス) @page44 id: 861ce2f0e2 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - よもぎ餅さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2月8日 7時) (レス) id: a48d671f36 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ餅 - 更新楽しみにしてました！！頑張ってください‼︎ (2月8日 0時) (レス) id: 66243e415f (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - よっちゃんイカさん» お待たせしました！応援ありがとうございます！ (2月7日 9時) (レス) id: a48d671f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トモ | 作成日時：2023年4月10日 1時
