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 翌日



デンジ「おはよう」

「おはようございます…」

デンジ「野宿だから熟睡はできなかっただろうけど少しは眠れた?」

「はい…」



実際は少しも眠れなかった。

レシラムの言葉とキュレムとの会話。

何度も思い出してはソワソワ、それを繰り返した。



キュレムに関しては私の想像。

だけど十中八九当たっているのではないかと。

点と点が線で繋がったような気がする。



「レシラムは…」

デンジ「さっき起きて朝の散歩に出かけたよ」

「そうですか…」



今すぐどうこうとは思っていないだろう。

レシラムは気持ちを伝える前と変わらないはず。

ただこのままで終わっていい話ではない。

まずはダークライの事を解決してから。

その方が私も真っ直ぐこの件と向き合える。



ダクマ「A…」

「おはよう。体はもう大丈夫?」

ダクマ「うん…」



目を擦りながらとぼとぼと歩いてくるダクマ。

寝起きの姿が子供みたいで可愛い。



デンジ「朝食が済んだらダークライ探し再開だ」



その後、レシラムが戻り、私達は朝食を食べた。

レシラムは昨晩の事が夢かと思うくらい普通。

でもそれはあえて普通を演じてくれているのだろう。



「新しいダークライのニュースは出てますか?」

デンジ「いや…けど昨日よりもホウエンでの目撃情報が増えてる」

「ならこのままホウエン地方で捜索ですね…」

デンジ「今日ワタル達が組織の男と会えば事態は動くはずだ」

「今日の正午でしたよね…何か情報を得られればいいけど…」



野宿の片付けをした私達は川のほとりを後にした。

ちなみにダクマはモンスターボールに入れなかった。

一旦は入ったが落ち着かないらしく出てきてしまった。



ただダクマも伝説のポケモン。

人目につくのはあまりよろしくない。

だから身バレ防止の為に街で調達した子供用を着させた。

フードを被れば顔をまじまじと見ない限りバレないだろう。



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トモ(プロフ) - 猫-MAO-さん» 多くの作品があるなかお気に入りの1つだなんて嬉しい限りです!ありがとうございます! (12月30日 12時) (レス) id: f87b27dade (このIDを非表示/違反報告)
猫-MAO- - この小説、すごく面白くてお気に入りの1つです。これからも投稿頑張ってください! (12月30日 1時) (レス) @page2 id: dd1cedb082 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 豆さん» メリークリスマスです! (12月28日 5時) (レス) id: f87b27dade (このIDを非表示/違反報告)
- ちょっと遅れましたがメリークリスマスです (12月27日 21時) (レス) id: 5dd14be858 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - はるさん» レシラムのお陰でようやく進展しました!はるさんもメリークリスマスです! (12月25日 18時) (レス) id: f87b27dade (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トモ | 作成日時:2023年10月6日 0時

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