検索窓
今日:13 hit、昨日:65 hit、合計:43,540 hit

ページ5

.



 マスタードside



 翌日



マスタード「およよ?」



道場に来た私を出迎えたダクマ。

手には小さな荷物を持っている。



ダクマ「自分を見つめ直す旅に出ます…」

マスタード「そう…旅に出るのねん…」



ここで鍛錬を続けても答えは出ない。

外の世界にその答えを見つけに行く気か。



ダクマも焦っているのだろう。

気持ちは痛いほどわかる。



ダクマ「なぜ私が弱いのか…その答えを…」

マスタード「ダクマ」

ダクマ「はい」

マスタード「チミに1つだけヒントをあげるよん」

ダクマ「ヒント…何でしょうか…」

マスタード「ダクマが弱いんじゃない…ナギちんのダクマが強くなったのねん」

ダクマ「ナギのダクマが…」

マスタード「ナギちんのダクマがなぜ強くなったのか…その理由を探しなさい」



ワシの言葉にダクマは力強く頷いた。



ダクマ「心身共に鍛えて戻って参ります」

マスタード「初めての外の世界…気を付けて行くのねん」

ダクマ「肝に銘じます」

マスタード「あとね…先とか後とかの話じゃないよん」

ダクマ「はい…」

マスタード「ナギのダクマが先にウーラオスになったとしても焦っちゃ…メッ!」



憧れのれんげきのかたのウーラオス。

どうせなら最高の状態でなりたいと思わないかい。



マスタード「外の世界は広い…色んな人間やポケモンがいる」

ダクマ「はい」

マスタード「どんな出会いが待ってるんだろうね」

ダクマ「きっと…いい刺激が貰えると…」

マスタード「冒険だねぇ…鍛錬ついでに宝物探しでもしたらどう?」

ダクマ「宝物探し…」

マスタード「もし宝物を見つけたらワシちゃんにも見せてよん」

ダクマ「は、はい…わかりました…」



首を傾げながらもダクマは頷いた。



マスタード「いってらっしゃいね」

ダクマ「いってきますっ…」



















マスタード「宝物…見つけなさいね」



.

6→←4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (95 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
245人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

トモ(プロフ) - 猫-MAO-さん» 多くの作品があるなかお気に入りの1つだなんて嬉しい限りです!ありがとうございます! (12月30日 12時) (レス) id: f87b27dade (このIDを非表示/違反報告)
猫-MAO- - この小説、すごく面白くてお気に入りの1つです。これからも投稿頑張ってください! (12月30日 1時) (レス) @page2 id: dd1cedb082 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 豆さん» メリークリスマスです! (12月28日 5時) (レス) id: f87b27dade (このIDを非表示/違反報告)
- ちょっと遅れましたがメリークリスマスです (12月27日 21時) (レス) id: 5dd14be858 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - はるさん» レシラムのお陰でようやく進展しました!はるさんもメリークリスマスです! (12月25日 18時) (レス) id: f87b27dade (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:トモ | 作成日時:2023年10月6日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。