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「「大変申し訳ありませんでした」」
先程の川に戻り、数十分後。
私達は河原に現れたワタルさんに深く頭を下げた。
「野生のグラエナが今回の件を教えてくれて…」
ワタル「保護したポケモン達はここが住処だったのか…」
事情は話したけど私の行動は危険以外の何物でもない。
腕組みしながら少しご立腹のワタルさん。
当然の反応である。
ワタル「逮捕して…ポケモンを保護できたからよかったが…デンジ！」
デンジ「すまない…」
ワタル「あの状況でお前はAちゃんを止める立場だろう…」
デンジ「俺も最初は冷静だったけど…後半は熱くなってしまって…」
「本当に…すみませんでした…」
ワタルさんはため息をつくと私の隣に立つダクマに視線を移した。
ワタル「…ただ俺もダクマの事情を知ってたら同じように行動しただろうな」
「ワタルさん…」
ワタル「そして改めてレシラムは強いと実感した…さすが伝説のポケモンだ」
ワタルさんの言葉に「フッ」と微笑むレシラム。
嬉しそう。
ワタル「ここのポケモン達には伝えたのか？」
デンジ「レシラムが伝えた。人間の言葉は信用できないと思って…」
ワタル「健康に問題がなければ今日中にも仲間の元に戻れるだろう」
デンジ「心のケアは？」
ワタル「仲間の側にいるのが１番のケアと言う結論に至った」
人間に攫われたポケモン達。
仲間を奪われたポケモン達。
もうすぐ仲間と再会できる。
デンジ「ダクマ…外傷は見当たらないけど痛むところはない？」
ダクマ「鍛えてるから大丈夫…」
「ワタルさんの仲間で怪我をした人はいませんでしたか…？」
ワタル「俺達も日々鍛錬してるからね。問題ないよ」
「誰も怪我してなくてよかったです…ん？」
私の手を優しく握るダクマ。
「どうしたの？」
ダクマ「怪我をしたじゃないか…」
「したけど…私の怪我は大丈夫…」
ダクマ「大丈夫じゃない。…私が手当てする」
「えっ…ダクマがしてくれるの？」
ダクマ「あぁ」
デンジ「ならダクマに手当てしてもらおうかな」
そう言うとデンジさんは救急箱をダクマに渡した。
ダクマ「ここに座って…A」
ダクマに手を引っ張られ、私は大きめの石に腰掛けた。
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トモ(プロフ) - 猫-MAO-さん» 多くの作品があるなかお気に入りの１つだなんて嬉しい限りです！ありがとうございます！ (12月30日 12時) (
レス) id: f87b27dade (このIDを非表示/違反報告)
猫-MAO- - この小説、すごく面白くてお気に入りの１つです。これからも投稿頑張ってください! (12月30日 1時) (レス) @page2 id: dd1cedb082 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 豆さん» メリークリスマスです！ (12月28日 5時) (レス) id: f87b27dade (このIDを非表示/違反報告)
豆 - ちょっと遅れましたがメリークリスマスです (12月27日 21時) (レス) id: 5dd14be858 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - はるさん» レシラムのお陰でようやく進展しました！はるさんもメリークリスマスです！ (12月25日 18時) (レス) id: f87b27dade (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トモ | 作成日時：2023年10月6日 0時
