４ ページ4
.
マスタードside
マスタード「今朝も来てるのねん…」
ダクマ「フッ…！フッ…！ハァッ…！！」
.
マスタード「連日の修行は体に堪える…たまには休みなさいよん」
ダクマ「師匠…」
ワシの弟子の１人であるダクマ。
性別はオス。
連日朝方から道場に来ては修行をしている。
彼はワシの元にいるダクマの中で唯一人語を話す。
なぜ話せるのかは不明だが彼の特徴の１つである。
彼は他のダクマよりも頭ひとつ抜けていて強い。
元々の素質に加えて努力家。
どのダクマよりも早く試練を受けられるだろう。
そう思われていた。
ワシ以外にはな。
ダクマ「まだ…試練は受けられませんか…」
マスタード「まだその時じゃないよん」
あからさまに項垂れるダクマ。
ワシから試練の許可が下りるのを待っているのだ。
彼には仲のいいダクマがいる。
そのダクマはナギと言う青年の相棒になった。
ナギのダクマはもうすぐ旅を終えてここに戻ってくる。
恐らく試練を受ける事になるだろう。
確かあくの塔の試練を受けたいと言っていたな。
いちげきのかたのウーラオスになる日もそう遠くはない。
彼らは幼い頃から切磋琢磨してきた。
戦いはいつも引き分け。
しかしある日の戦いでダクマはナギのダクマに負けた。
悔しさから自分を厳しく鍛え続けたダクマ。
それでもダクマはナギのダクマに勝てない。
なぜナギのダクマに勝てないのか。
その理由が彼にはわかっていないようだ。
マスタード「ダクマ…なぜ勝てないのかわかった？」
ダクマ「私が…弱いからです…」
その答えが出る限り。
ダクマが試練を受けられる日は来ないぞ。
れんげきのかたのウーラオス。
必殺技である��すいりゅうれんだ��を見た日から。
ダクマはみずの塔の試練を受けると心に決めていた。
ただ彼は大切な事に気付いていない。
それに気付けた時。
ダクマは本当の意味で進化する。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 245人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
トモ(プロフ) - 猫-MAO-さん» 多くの作品があるなかお気に入りの１つだなんて嬉しい限りです！ありがとうございます！ (12月30日 12時) (
レス) id: f87b27dade (このIDを非表示/違反報告)
猫-MAO- - この小説、すごく面白くてお気に入りの１つです。これからも投稿頑張ってください! (12月30日 1時) (レス) @page2 id: dd1cedb082 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 豆さん» メリークリスマスです！ (12月28日 5時) (レス) id: f87b27dade (このIDを非表示/違反報告)
豆 - ちょっと遅れましたがメリークリスマスです (12月27日 21時) (レス) id: 5dd14be858 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - はるさん» レシラムのお陰でようやく進展しました！はるさんもメリークリスマスです！ (12月25日 18時) (レス) id: f87b27dade (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：トモ | 作成日時：2023年10月6日 0時
