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 ダクマside



ここから私を助け出すには困難を極める。

私の為に命を危険に晒して欲しくない。

だから迷惑だと強く突き放した。



それでも1度は「逃げたい」と言った本心。

私の言葉が嘘であると見抜き、危険が迫っていても尚。

A達は私を助けようと頼もしい仲間に協力を求めた。



伝説のポケモン、レシラム。

彼が姿を現した時は本当に驚いた。

男達が言うようにAは何者なのだろう。



ダクマ「A…」

「私の手を掴んでっ…」



この手を掴まなければ後悔する。

それだけはわかった。



ダクマ「A…Aっ…!!」



彼女の側にいたい。

心の底から思い、私は走り出した。



「ダクマ…!ジャンプ…ジャンプして…!!」



レシラムが飛び立つ瞬間。

私はリングからジャンプし、Aの手を掴んだ。



















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デンジ「さっきの川の岸辺に戻ろう」



後ろから抱きしめ、私の頭を優しく撫でるA。

背中から伝わる温もりや感触。

A達が命懸けで助けてくれた事実。

今までの辛い記憶。

それらが色んな感情となり、押し寄せてくる。



ダクマ「ごめん…迷惑だなんて…思ってない…」



気付けば私は涙を流していた。



「うん…わかってるよ…」



私のお腹に回されたAの血だらけの手。

痛々しい傷に申し訳ない気持ちが込み上げてくる。



ダクマ「私を…助けてくれて…ありがとう…」

デンジ「あぁ…どういたしまして」

「今日までよく頑張った…もう大丈夫だよ」

ダクマ「Aっ…」



とめどなく流れる涙を両手で拭い、何度もお礼を伝えた。



デンジ「ワタルからメールだ。どこかで落ち合おうって…」

「うぅ…怖い…説教されますよ…」

デンジ「俺もヒートアップしちゃったしね…素性もバレてさ…」

ダクマ「私も謝る…」

「いやいや…ダクマは謝らなくていいんだよ」

デンジ「ワタルはポケモンGメンで潜入捜査中だった。もしかしたら俺達が来なくてもダクマは助けられた可能性は高いけど…」

「私達が先に助けちゃったと言う…でもそれはそれでよかったと思います。…ね?」

ダクマ「あぁ…よかった…」



それが…

よかった…



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トモ(プロフ) - 猫-MAO-さん» 多くの作品があるなかお気に入りの1つだなんて嬉しい限りです!ありがとうございます! (12月30日 12時) (レス) id: f87b27dade (このIDを非表示/違反報告)
猫-MAO- - この小説、すごく面白くてお気に入りの1つです。これからも投稿頑張ってください! (12月30日 1時) (レス) @page2 id: dd1cedb082 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 豆さん» メリークリスマスです! (12月28日 5時) (レス) id: f87b27dade (このIDを非表示/違反報告)
- ちょっと遅れましたがメリークリスマスです (12月27日 21時) (レス) id: 5dd14be858 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - はるさん» レシラムのお陰でようやく進展しました!はるさんもメリークリスマスです! (12月25日 18時) (レス) id: f87b27dade (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トモ | 作成日時:2023年10月6日 0時

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