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キバナ「クレセリアならダークライの事について詳しいかもな」
ダンデ「羽の効果が望む効果じゃなくても何か情報を得られれば…」
「そんな会話ができるポケモンなんですか…?」
伝説のポケモンは基本的に警戒心が強いと思う。
出会った時のキュレムのように。
デンジ「穏やかな性格と本で読んだ事はあるが実際はわからない。警戒して攻撃してくる可能性は0ではない」
ネズ「その時の為に俺はエスパータイプのルギアを連れていきたいんですが…」
「ルギアを?」
ネズ「クレセリアはエスパータイプで色々と厄介な技を使うと聞きます。同じようにエスパータイプの技を使えてじこさいせいできるルギアがいい」
そう言うとネズさんはレシラムに視線を移した。
ネズ「レシラムが弱いとかダメとか言ってるんじゃないですよ。適材適所。クレセリアに関してはルギアが適任と言う訳です」
レシラム「わかっている。私の事は気にしないでいい」
キバナ「それにダークライと戦うとなればルギアはもっと厳しい戦いになる」
「何でですか…?」
ダンデ「ルギアの弱点はあくタイプ。ダークライはあくタイプなんだ」
ポケモンのタイプ相性。
戦いにおいてかなり重要だとされている。
ネズ「ルギアを連れて行ってもいいですか?」
「ルギアがいいなら…」
ルギア「私が行こう。レシラム、Aを頼む」
レシラム「あぁ」
「気を付けて…ネズさんも…ルギアも…」
ルギア「寂しいが離れていても私はAを思っている」
「ふふっ…ありがとう」
ルギアは私の頬に顔を擦り寄せた。
デンジ「 ( 確か…ルギアも… ) 」
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ダンデ「くれぐれも無茶はしないように。いいな?」
「はい」
ネズ「久しぶりの冒険はなかなか痺れますね」
ララさんに事情を話すと快く送り出してくれた。
ダイゴさん達からも返信が返ってきた。
ダークライの存在を意識しながら情報を集めると。
デンジ「Aちゃん…行こうか」
私の2度目の冒険が始まる。
マグノリア博士から貰ったマスターボール。
ダークライを見つけて必ず捕獲してみせる。
「行ってきます」
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トモ(プロフ) - 猫-MAO-さん» 多くの作品があるなかお気に入りの1つだなんて嬉しい限りです!ありがとうございます! (12月30日 12時) (レス) id: f87b27dade (このIDを非表示/違反報告)
猫-MAO- - この小説、すごく面白くてお気に入りの1つです。これからも投稿頑張ってください! (12月30日 1時) (レス) @page2 id: dd1cedb082 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 豆さん» メリークリスマスです! (12月28日 5時) (レス) id: f87b27dade (このIDを非表示/違反報告)
豆 - ちょっと遅れましたがメリークリスマスです (12月27日 21時) (レス) id: 5dd14be858 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - はるさん» レシラムのお陰でようやく進展しました!はるさんもメリークリスマスです! (12月25日 18時) (レス) id: f87b27dade (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トモ | 作成日時:2023年10月6日 0時