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 ダイゴside



「他のモンスターボールでは奪い返せないと言ったのですよね?」

ダイゴ「あぁ…そう言っていたらしい…」



現時点で相手がロックとはまだ言えない。

彼には伝説のポケモンを利用する悪者と伝えてある。



「ブレインボールには捕獲したポケモンにIDを刻む機能は付いていません」

ダイゴ「えっ…ならどうして奪い返せないんだ…」



IDが刻まれるから別のモンスターボールで捕獲できない。

IDが刻まれないなら誰のポケモンでもないはずなのに。



「電磁波です…」

ダイゴ「それも電磁波なのか…」

「捕獲されたポケモンはブレインボールから絶えず発生する電磁波を体に纏う。それが別のモンスターボールでの捕獲を妨害していると仮定します」

ダイゴ「電磁波によるバリア…弾いてしまうのか…」

「モンスターボールの捕獲機能よりも電磁波の方が勝つんです」



非合法だからこそ備え付けられる機能。

略奪と奪い返しの妨害。

あらゆる事態を想定して作られたボールだ。



ダイゴ「最後の疑問…どうして操られるのか…」

「ブレインボールの内部にこのようなものが…」



そう言うと研究員は小型のチップを渡してきた。



「このチップは音声チップでした」

ダイゴ「何の音声?」

「男性の声です。聞いた事があるような気もしますが…」

ダイゴ「間違いなくあいつだろうね。…聞かせて」



聞くまでもないと思うけどね。



















.



















ダイゴ「ポケモンを奪った男の声だよ…ポケモン達はこの男の言う事を聞くんだ…」

「奪った人間の声でしたか…」

ダイゴ「電磁波と音声チップ…この組み合わせだね…」

「強力な電磁波は脳に影響を与えます。何も考えられない状態に陥る。そしてその状態で音声チップから声が出る。捕獲されたポケモンはその声の人間を主と誤認するのでしょう」

ダイゴ「ブレイン…脳と言う意味か…」



酷い男だ…

洗脳するなんて…



ダイゴ「これが…ブレインボールの真実…」

「違法のフルコース…逮捕される事案です…」

ダイゴ「そうだね…逮捕は避けられない…」



ただ僕達は慎重にならないといけない。



「確証はありませんが…」

ダイゴ「ん?」

「ブレインボールの機能を妨害できるかもしれない方法が3つ…」

ダイゴ「えっ」



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はる - 応援してます! (9月12日 15時) (レス) id: 711a76c71a (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - はるさん» ありがとうございます!そう言って頂けて嬉しい限りです!更新頑張ります! (9月12日 6時) (レス) @page50 id: ba8d882ed0 (このIDを非表示/違反報告)
はる - とても面白い作品でした。このあとの話がとっても気になります!更新を楽しみに待ってます。 (9月10日 21時) (レス) @page48 id: 711a76c71a (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - リサさん» 更新日時等は未定です。私自身が素敵だと思える作品を読者様にお届けしたいので更新頻度に波があるかもしれません。更新を楽しみにして頂きありがとうございます。 (9月4日 22時) (レス) id: 1e3db49e75 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 次の更新はいつですか? (9月4日 21時) (レス) @page47 id: a9b99ba3cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トモ | 作成日時:2023年7月23日 22時

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