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看護師「凄い熱…立ってるのも辛かったはずよ…！」
シナモン「え？！」
マツバ「Aちゃん…もしかして…我慢してたの…？」
マツバさんの言葉に私は頷いた。
額に触れた看護師が異常な熱さに気付いたのだ。
シナモン「A…あんたはいつも…無理をして…」
「無理は…してないです…」
シナモン「バカ…無理してるのよ…無意識にね…」
無理もしたくなる。
キュレムの辛い過去を知ったら。
看護師「手当は終わったわ」
「ありがとうございます…」
看護師「熱の方も薬を飲んだからもう大丈夫。安静にしててね」
そう言うと看護師は部屋から出て行った。
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シナモン「Aが少し寝ている時に外から聞こえてきた…」
マツバ「村人達はキュレムを追い出すらしい…決行は正午…」
「キュレムは…あんな事…絶対に…しないっ…」
私の目から溢れ出す涙。
キュレムが疑われた事が悔しい。
キュレムの疑いを晴らせなかった事が悔しい。
「カルマさんは…」
マツバ「ぎっくり腰だって…自宅で安静にしてるよ…」
「私達と…カルマさんだけ…疑ってないのは…」
今でも考えている。
どうすればキュレムの身の潔白を証明できるのか。
シナモン「私達は正午から少し過ぎたタイミングで山に登るわ」
「えっ…」
マツバ「キュレムを守る…追い出そうとする村人達を追い返す」
シナモン「どうなるかなんて…先の事なんて…正直考えてないわ」
マツバ「ノープランもいいところだよ…」
「シナモンさん…マツバさん…」
シナモン「プランがあるとすれば…キュレムが欲しくて…カルマさんに近付いた…とか？」
マツバ「それならカルマさんが後から責められる事はないね」
同じタイミングだと止められる可能性が高い。
正午過ぎ。
２人はキュレムを守る為に山を登る。
シナモン「キュレムを守ってこそ…旅の成功と言えるわ」
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はる - 応援してます！ (9月12日 15時) (
レス) id: 711a76c71a (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しい限りです！更新頑張ります！ (9月12日 6時) (レス) @page50 id: ba8d882ed0 (このIDを非表示/違反報告)
はる - とても面白い作品でした。このあとの話がとっても気になります！更新を楽しみに待ってます。 (9月10日 21時) (レス) @page48 id: 711a76c71a (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - リサさん» 更新日時等は未定です。私自身が素敵だと思える作品を読者様にお届けしたいので更新頻度に波があるかもしれません。更新を楽しみにして頂きありがとうございます。 (9月4日 22時) (レス) id: 1e3db49e75 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 次の更新はいつですか？ (9月4日 21時) (レス) @page47 id: a9b99ba3cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トモ | 作成日時：2023年7月23日 22時
