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「聞いて下さいっ…！」
私は近くに置いてあった椅子の上に立った。
「キュレムは…そんな事しませんっ…」
「あんたは誰だ…！」
「村の人間じゃないな…！」
「カルマさんの…知り合いです…！」
「なぜキュレムを庇うんだ…！」
「犯人はキュレムじゃない…！別にいます…！」
「それは誰なんだ…！」
「それは…わかりません…」
私の言葉にざわつく村人達。
すると１人の女性が叫んだ。
「うちの息子が嘘をついてると言うの？！」
「息子が実際に見たと言ってるのよ！」
証人は幼い子供だ。
言葉を選びながら反論しないと。
「息子さんが言ってる事は否定しません！でも！犯人はキュレムじゃない！」
「犯人はキュレムじゃないって…それが息子を否定してると言ってるの！」
「恐らく息子さんは…別の何かをキュレムと見間違えたんです！」
「でたらめな事を言って…キュレムと何かを見間違える訳ないじゃない！」
あぁ…
頭が痛い…
寒い…
寒気が…
ヤバい…
「もしかして…共犯なんじゃないか…？」
「そうだ…それなら否定するのも頷ける…」
だから…
何で…
そうなるの…
「共犯者め！この村から出ていけ！」
シナモン「A！！」
マツバ「危ないッ…！」
ドカッ…
.
「いっ…たぁ…」
シナモン「Aっ…」
マツバ「何て…酷い事を…」
額に当たったのは拳サイズの岩。
傷口から流れた血が目に入る。
カルマ「もう！やめてくれ！頼む…ぐあ？！」
マツバ「カルマさんッ…！」
カルマ「腰…腰がっ…」
瞬発的に動いたのが災いしたのか。
腰を痛めたカルマさんはその場に倒れ込んだ。
カルラ「カルマ！大丈夫か！」
カルマ「いてててっ…」
カルラ「誰か…カルマを自宅に運んでくれ」
額の傷よりも体の方が限界…
立っているのもしんどい…
シナモン「A…診療所に行きましょう…」
マツバ「看護師さんに手当してもらおう…」
「まだ…キュレムの疑いが…晴れてない…」
シナモン「一時撤退よ…今の村人達は聞き入れてくれない…」
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はる - 応援してます！ (9月12日 15時) (
レス) id: 711a76c71a (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しい限りです！更新頑張ります！ (9月12日 6時) (レス) @page50 id: ba8d882ed0 (このIDを非表示/違反報告)
はる - とても面白い作品でした。このあとの話がとっても気になります！更新を楽しみに待ってます。 (9月10日 21時) (レス) @page48 id: 711a76c71a (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - リサさん» 更新日時等は未定です。私自身が素敵だと思える作品を読者様にお届けしたいので更新頻度に波があるかもしれません。更新を楽しみにして頂きありがとうございます。 (9月4日 22時) (レス) id: 1e3db49e75 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 次の更新はいつですか？ (9月4日 21時) (レス) @page47 id: a9b99ba3cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トモ | 作成日時：2023年7月23日 22時
