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カルラ「山に財布を落とした？」
「本当に…すみません…」
カルラさんの自宅を訪れた私達は経緯を説明した。
カルラ「ハハ、たまたまカルマと出会うなんて運がいい子達だ」
シナモン「立ち入り禁止と書かれてるのに入る訳にもいかず…」
マツバ「どうしようかと悩んでいたので助かりました…」
カルラ「ちなみに山のどの辺り？」
「東側だったと思います。２人は用事があるので私が１人で…」
カルラ「東側か…傾斜は緩やかだが藪道だ。怪我だけはしないように」
「はい…ありがとうございます」
嘘の理由に申し訳なさを感じつつも。
疑われる事なく入山の許可を貰えた。
「カルマさん…ありがとうございます」
カルマ「見つかるのを祈ってるよ。君達の宿を手配しておくから」
シナモン「何から何まで…ありがとうございます」
マツバ「ありがとうございます…お世話になります」
ふぅ…
緊張してきた…
「では…行ってきます」
シナモン「行ってらっしゃい…私達は山の麓で待機してるからね」
マツバ「何かあったらすぐ連絡して」
「わかりました…」
傾斜は緩やかだが藪道の東側。
道は整備されているが傾斜が急な西側。
キュレムがいるのは危険度が高そうな西側。
足が使い物にならなくなるのを覚悟して住処を目指す。
カルマさんの目撃情報によると。
キュレムがいるのは山の２合目辺り。
「足…いってぇ…」
平坦な道ではなく急な斜面。
早い段階で悲鳴を上げる両足を気合いで動かす。
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「ハァ…ハァ…あともう少し…ん？」
岩肌に開いた大きな穴。
遂にキュレムの住処を見つけた。
「涼しい…」
洞窟の前に立つと心地よい冷気が私を包み込んだ。
キュレムから発せられた冷気だろうか。
静観していると奥から唸り声のようなものが聞こえてきた。
「キュレム…？」
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はる - 応援してます！ (9月12日 15時) (
レス) id: 711a76c71a (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しい限りです！更新頑張ります！ (9月12日 6時) (レス) @page50 id: ba8d882ed0 (このIDを非表示/違反報告)
はる - とても面白い作品でした。このあとの話がとっても気になります！更新を楽しみに待ってます。 (9月10日 21時) (レス) @page48 id: 711a76c71a (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - リサさん» 更新日時等は未定です。私自身が素敵だと思える作品を読者様にお届けしたいので更新頻度に波があるかもしれません。更新を楽しみにして頂きありがとうございます。 (9月4日 22時) (レス) id: 1e3db49e75 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 次の更新はいつですか？ (9月4日 21時) (レス) @page47 id: a9b99ba3cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トモ | 作成日時：2023年7月23日 22時
