【ポケモン】伝説が呼んでいる３

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「ルギアが奪われた原因がわかりますか…？」

ダイゴ「最善を尽…いや…必ず突き止めてみせるよ」

「ありがとうございます…お願いします…」



誰のポケモンでもなかったレックウザ。

モンスターボールでの捕獲は可能だ。

捕獲された事自体には何の違和感もない。



疑問は１つだけ。

なぜレックウザがあの男の言う事に忠実なのか。

それだけが疑問だった。



しかしルギアが捕獲された事で２つの事実が判明した。

他者のモンスターボールで捕獲されたポケモンを奪う。

奪われたポケモンはどんなボールでも奪い返せない。

あの男の自作であるブレインボールの恐るべき性能。



ワタル「ルギアは君達を守り…男の最大の武器であろうブレインボールの秘密を身を持って俺達に教えてくれたんだ」

ネズ「ルギアが奪われた事は決してマイナスだけではないです」

ダイゴ「ルギアが奪われたと言う出来事を辛いだけでは終わらせない。僕がブレインボールの秘密を暴いてみせるよ。少しだけ待っていて欲しい」

シナモン「いい報告を待ってるわ」



キバナさんの言葉は図星だろう。

自分以外の人間に手に入れて欲しくなかったはず。

特に私達には。

絶対にこのチャンスを無駄にしたくない。



「デンジさん…オーバさん…ありがとうございます」



















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マツバ「これからイッシュ地方に行くんだよね？」

シナモン「今日の夜までには発つわ」

マツバ「僕も同行していいかな？」

シナモン「最初からそのつもりよ。３人で行きましょう」

「イッシュにはどうやって行くんですか？」

キバナ「１番早く到着するのは船だな。確かテレビで運行表が見れるはずだ」



そう言うとキバナさんはテレビをつけた。

映し出されたのは通販番組。

社長らしき男性が商品を紹介している。



「えっ…待って…この声…」

シナモン「嘘でしょ…」



私とシナモンさんは顔を見合わせた。



「「あの男だッ…！！」」



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