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ナミ「サンジ君が料理を作る前に自己紹介するわよ」
ルフィ「よし！まず俺からだ！俺はモンキー・Ｄ・ルフィ！この船の船長だ！」
麦わら帽子の男性が船長とは意外だった。
私が想像する海賊の船長と真逆。
色んな海賊がいるんだな。
「ルフィ船長…」
ルフィ「やめろ！船長なんて！船長だけどよ！」
「ええと…」
ルフィ「堅っ苦しいのは無しだ！ルフィでいい！」
「ルフィ…さん…」
明るくて優しい船長。
この船も同じ雰囲気が漂ってる。
あの島の屋敷と違って居心地がいい。
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ゾロ「栄養失調で髪の毛が抜ける事もあるのか？」
ウソップ「髪の毛？」
チョッパー「酷い状態になると抜けるよ」
ナミ「もしかして…Aがそうなの…？」
ゾロ「俺が助けた時にこいつが少しパニックになって。その時に髪を引っ張ったら大量に抜けた」
ナミ「そうだったのね…」
チョッパー「Aの場合は栄養失調に加えてストレスもあるかもしれない…」
『死にたく…え？』
ゾロ『お前…髪の毛が…！！』
栄養失調とストレス。
この２つであんなに抜けるなんて。
嫌だな…
髪の毛が抜けるの…
引っ張るとまた抜けるのかな…
私は恐る恐る頭に触れた。
ゾロ「触るな」
「えっ…」
私の手首を掴むゾロさん。
チラッと顔を見ると眉間のシワが凄かった。
ゾロ「気になるかもしれねぇが触るなよ」
「はい…」
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作者名：トモ | 作成日時：2023年1月27日 16時
