訳あり少女、拾いました。 (ページ2)

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雨の日仕事帰り（そらるSide）ページ2

「さむっ、」

仕事の打ち合わせが終わり、歌い手の皆でシェアハウスしている家に帰る道。

夏なのに肌寒く、引きこもりにはキツイ()

次は何を歌おうかと考えながら歩いていると、、

「〜、っ〜、〜」

数メートル先にある裏路地から人の声が聞こえた。

少し気になり、顔を出して見る。

すると、不良っぽい二人組の男性に襲われている1人の美少女。

「なにしてんの？」

何故か声をかけてしまう。普段だったら他の人に連絡とかするのにね。

「何って、見ればわかるくね？w」

「へぇ〜、、」

美少女の上から下まで見て、どこまでされたか確認する。その後、二人組を見てふいにイラついてきて
みぞおちに一発入れると、

「っゔっ、ぐ!?!!」

すぐに逃げていく。

「威勢悪っw」

言葉に出して言い、女の子の方を見ると、

「っえっ！？」

壁に背中をまかせ、意識を失っていた。

こんなとこに一人でいたらまた同じようになる、
そう思い、電話をかけ、車を呼ぶ。

この子を助けてあげたい、助けてなきゃ、謎の使命感に押されたんだ。