MISSION ：5 ページ6
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面接当日
「いいか？しっかりやれよ」
言葉は少ないけど、言外の圧を感じる。
『だから、大丈夫だって…』
今日は面接。
両親同伴だから母様もいる。
もちろん会話があるはずもなく、
静かにイーデン校の門を通った。
周りにはがやがやと浮き足だって通っていく家族たち。
そのまま会場へ局かう。
「Bー117ですね、第一会場へ。」
第一と第二会場があるのか。
すでに審査がはじまってたのかなぁ。
『...父様、何あれ』
ドドドドっていうごう音が響いてきて
ふり返ると、なんか牛とか馬とかがこちらにすごいいきおいで走ってくる。
「あれも試験なのか？明らかに危ないだろう」
父様もおどろいてるし、予定外のことなのかなぁ。
とかのんびり思ってたら、
試験に来ていたであろう母親が先頭の牛を止めた。
『わぁ...すごいねあれ。』
気になって近づいていく。
そしたらたおれた牛をなでて、
声をかけてる女の子がいた。
「だいじょうぶます、こわくない」
『...牛さんもこわがってるのかなぁ。』
そう女の子に声をかけて僕も牛をなでてみる。
『ねぇ、君の名前は？』
「アーニャ。」
一言そう言うと、父親と母親の方へ戻っていった。
被験体007の子だ。一度見かけたことがある。
生きてたんだ。
アーニャは両親であろう2人といた。
心なしか笑っている気がして。
『楽しそう...』
僕もあんな風に笑えたのかなぁ。
「A！何しているんだ！危ないだろう！」
そう言って父様がこちらへ、駆けよってくる。
何しているんだ...か。
僕のこと心配しているみたい。
心配してるのは僕自身じゃなくて、僕の能力なのに。
皮肉のように思ってしまう。
アーニャも父親に心配されてた。
『...大丈夫だよ、父様。』
父様の方を見てそう言った。
父様に手を引っ張られ、歩いていく。
アーニャたちが試験官の人に声をかけられていたのを遠目で眺めた。
手が離されたので振り返ると、3人でいるアーニャ。
着替えたのか服が違う。
僕とアーニャは何が違ったんだろう。
僕は
ただただ踊り続ける。
きっとアーニャには意志があったんだ。
僕にはない。
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津司 - 男主君めっちゃ好きー！！！これからどうなるのかがとっても気になりますね！更新待ってます！ (2023年3月15日 14時) (
レス) @page8 id: 1ac35838e6 (このIDを非表示/違反報告)
レモンはちみつ(プロフ) - クロノトさん» コメントありがとうございます！更新出来なくて申し訳ないです･･･面白いと言ってもらえて、嬉しいです！！更新頑張ります！！ (2022年9月25日 11時) (レス) id: 95afc2042e (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - 面白いからまた続きみたい (2022年8月31日 17時) (レス) @page6 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
レモンはちみつ(プロフ) - 隆弘さん» コメントありがとうございます！！シリアスでカッコいい感じにするはずが思った以上に重くなったかもしれないんですよね･･･いやでも、苦しんでる夢主くんもｲｲ!!(性癖歪んでますすいません)頑張って続き書きます！！(｀・ω・´) (2022年7月16日 15時) (レス) id: 95afc2042e (このIDを非表示/違反報告)
隆弘 - 主人公可愛いけど辛そうですね〜。ロイドさんが助けたりしてくれたらむっちゃ嬉しいっスね〜。これからも頑張って下さい。応援してます。 (2022年6月27日 22時) (レス) @page6 id: 4c1fa166fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモンはちみつ x他1人 | 作成日時：2022年6月2日 18時
