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six ページ6

「千切豹馬。」

『えっ、』



「名前、友達なのに名前知らないとかあり得ないだろ」


そう言う彼、千切豹馬に慌てて自己紹介をする。


『御影Aですわ!千切、さま?』


なんと呼べばいいのかわからなくて首を傾げながらそう言う。その瞳を見つめれば、頭に衝撃が走った。


「馬鹿、様付けするやつがどこにいる。豹馬でいい。
俺もAって呼ぶから。」


『わ、かりましたわ。豹馬、くん。』


少し遅れて返事をした。
豹馬、豹馬。その名前を心の中で繰り返す。


「じゃあ、俺行くから。またなA」


彼が試合終わりであることを忘れていた。
お嬢様なのに、気遣いもできないだなんて・・・


『あっ、あのお引き留めして申し訳ありませんでしたわ』


「いーよ、気にしなくて。友達なんだろ?」


そう言う豹馬。
友達・・・、あえてとでも言うようにそう言葉にして去っていった。

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LAN - めちゃくちゃ面白いです!こういう話少ないので、思わず一気読みしちゃいました(*´꒳`*)更新はもうしないのでしょうか…? (3月23日 10時) (レス) id: 5f661ba308 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レモンはちみつ x他1人 | 作成日時:2022年11月6日 18時

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