【ポケモン】伝説の愛２

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　デンジside



ワタル「明日の早朝からマリアノクサの捜索が始まる。警察とポケモンＧメン総出で探す」

デンジ「すぐ見つかるものなのか？」

ワタル「いや…かなり珍しい薬草で何日捜索すれば見つかるかわからないらしい…」

ネズ「そんな貴重な薬草があるんですね…」

ワタル「マリアノクサの可能性に賭けるしかない。だからその為にもダークライを早急に見つける必要がある」

デンジ「Aちゃんは所持品もお金もない…早く合流しないと…今から探しに行こう！」

ルギア「デンジ…私も探しに行きたい気持ちはもちろんある…だが雨上がりで色んな匂いが混ざっていて…」

レシラム「これではAの匂いが判別できない…」

デンジ「そうか…」

ネズ「俺達も明日の早朝から動きますか。大丈夫…Aにはダクマがついてます」

デンジ「あぁ…」

ワタル「俺はポケモンＧメンに戻ってマリアノクサの捜索に加わる」



















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ネズ「俺達の報告もいいですか」



そう言うとネズは鞄から綺麗な１本の羽を取り出した。



ワタル「これは…」

ネズ「みかづきのはね…だそうです」

デンジ「ちょっと待ってくれ…会えたのか？」

ネズ「会えたんです。俺達の粘り勝ちですね…ルギア」

ルギア「あぁ」



終始ローテンションで興奮を表に出さないネズ。

まさかクレセリアに会えたとは思いもしない。



レシラム「クレセリアはダークライについて何と言っていた？」

ネズ「それに関しては我々が望む回答は得られませんでしたね…」

デンジ「そうか…」

ネズ「このみかづきのはねはダークライの為に遠方から足を運んだ俺達に対するお土産と言いますか…あまりにも貴重なお土産ですが…」

デンジ「どんな効果があるんだ？」

ネズ「ダークライはナイトメアと言う特性で側にいる者に意図せず悪夢を見せる。ただその羽を持つ者はナイトメアによる悪夢を見なくなるそうです」

ルギア「ダークライの悪夢を恐れる人間がクレセリアを尋ねた事もあると言っていた…」

ワタル「手ぶらで帰すのは悪いと思ってくれたのか…」

ネズ「宝の持ち腐れにはしたくない。みかづきのはねを貰う時にクレセリアが言っていた言葉の通りになればと思ってるんですが…」

デンジ「何て言ってたんだ？」

ネズ「もしダークライが…」



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