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ゼクロムの住処を離れ…

森で野宿をする事になったのだが…

私の状態は悪くなるばかり…



「あぁ…もう…涙が止まらない…」

ダクマ「A…」

「涙って…出そうと思えば無限だね…」



泣き止みたいのに…

寂しくて…

辛くて…

どんどん涙が溢れてくる…



「私…バカだ…バカバカバカっ…」



早く皆を目覚めさせたいのに…

早くダークライを苦しみから解放したいのに…

焦れば焦るほど上手くいかないんだ…



「ダクマ…ごめん…」

ダクマ「何で…謝るんだ…?」

「ダクマがいるのに…こんな…寂しがって…」

ダクマ「私は大丈夫…でも…A…」

「何…?」

ダクマ「寂しさを堪えるのは辛いだろう…」

「うぅ…でも…」

ダクマ「堪えても寂しいなら堪えない方がまだ…」



寂しさで押し潰されそう…

ダクマが言うように…

ゼクロムじゃないとダメだ…



「助けて…もう…限界っ…」



悔しいけど…

ゼクロムが…

恋しい…



「ゼクロム…お願い…私の側にいてッ…!!」



















ゼクロム「…こうなるだろうと思った」



















 ******



 ダクマside



「ゼクロムッ…!!」

ダクマ「ゼクロム…どうして…」



Aの側に降り立つゼクロム。

まさかゼクロムが戻ってくるとは思わなかった。



「ゼクロムっ…うぅ…」

ゼクロム「もう泣くな…」



そう言うとゼクロムはAの頭を優しく撫でた。



「ありがとう…ありがとう…ゼクロム…」

ゼクロム「あぁ…」

ダクマ「なぜ戻ってきてくれたんだ…?」

ゼクロム「後味の悪い別れ方をしたのがよくなかった…」

ダクマ「催眠術が解けるまで側にいてくれるのか…?」

ゼクロム「そうでなければ戻ってきていない」

ダクマ「A…よかったね」

「うん…よかった…へへっ…」



嗚咽が収まり、Aが久しぶりに笑顔を見せた。

するとその姿を見たゼクロムが小さく鳴いた。



鳴き声故にAは理解できないだろう。

しかし私はその言葉を理解できる。



多分照れがあるのだろう。

A、ゼクロムはこう言ったんだ。



















ゼクロム「 ( 可愛いな…笑った顔… ) 」



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トモ(プロフ) - ゆいさん» 私の作品を見て下さりありがとうございます!素敵だなんて嬉しいです!私もポケモン達の幸せを想像しながらこれからも更新頑張ります! (6時間前) (レス) id: 4d51051818 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 初めまして!いつも作品拝見させていただいてます。対人ではなくポケモンで伝説というのが素敵だと思います!私の青春でもあるポケモン達が幸せになることを祈って更新楽しみにしています!これからも応援しています! (5月14日 0時) (レス) id: d82411c87b (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 桜月深穹さん» お待たせしました!こちらこそありがとうございます! (4月21日 20時) (レス) id: 31daee4d89 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 豆さん» いつもありがとうございます! (4月21日 20時) (レス) id: 31daee4d89 (このIDを非表示/違反報告)
桜月深穹(プロフ) - 更新ありがとうございます! (4月18日 12時) (レス) @page18 id: 4eca133fc5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トモ | 作成日時:2023年12月30日 0時

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