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デンジside
あの後、俺はすぐネズに連絡をした。
ネズ達は目的を達成し、シンオウ地方に戻ったところ。
俺はレシラムの背に乗り、キンセツシティ付近の森へ向かった。
デンジ「ネズ！ルギア！」
俺と同じようにルギアの背に乗り、森に現れたネズ。
クレセリアの件を聞くよりもまず先に解決しなければならない。
ネズ「大変な事になりましたね…」
デンジ「すまない…俺の判断が間違ってた…」
ネズ「デンジのせいじゃない。まずはデンジが無事で何よりです」
デンジ「ルギア…レシラムは責めないでくれ。あんな狭い電車の中では…」
ルギア「責めようなどと思っていない。悔しいのはお前だろう…レシラム」
苦しそうな表情で俯くレシラム。
ここに来るまでも終始無言だった。
レシラム『好きだ』
『好き…？』
レシラム『デンジのポケモン達がデンジに抱く…その好きとは違う』
ふと目が覚めた時に聞いてしまったレシラムの思い。
側にいながら好きな女性を守れなかった後悔。
伝説のポケモンがあらゆる状況を打破できるとは限らない。
それをレシラムは痛感しているのだろう。
ネズ「２人の無事の確認…そしてその…厄介な催眠術ですね…」
ルギア「Aがその男を見るのだけは回避したいが…」
ネズ「ダクマを見てればセーフです。催眠術師の連絡先は？」
デンジ「聞いた。Aちゃんを見つけたら連れて来てくれと…」
時間経過と共に解けるのならまだ望みはあったのだが。
催眠術師が直接解かなければ催眠は続くのだと言う。
デンジ「Aちゃんのスマホロトムはここだ…連絡手段が…」
ネズ「…匂いだ」
デンジ「匂い？」
ネズ「ルギアとレシラムなら匂いを頼りにAを追える」
デンジ「確かにそうだな…」
ネズ「ダクマも同じように鼻が効く。ダクマがそれに気付けばお互いに近付いていずれ合流できるはずです」
デンジ「よし…ならAちゃんの匂いを追おう」
無事でいてくれ…
そしてAちゃん…
あの男だけは見ないでくれ…
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ゆい(プロフ) - 初めまして！いつも作品拝見させていただいてます。対人ではなくポケモンで伝説というのが素敵だと思います！私の青春でもあるポケモン達が幸せになることを祈って更新楽しみにしています！これからも応援しています！ (5月14日 0時) (
レス) id: d82411c87b (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 桜月深穹さん» お待たせしました！こちらこそありがとうございます！ (4月21日 20時) (レス) id: 31daee4d89 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 豆さん» いつもありがとうございます！ (4月21日 20時) (レス) id: 31daee4d89 (このIDを非表示/違反報告)
桜月深穹(プロフ) - 更新ありがとうございます！ (4月18日 12時) (レス) @page18 id: 4eca133fc5 (このIDを非表示/違反報告)
豆 - 更新ありがとうございます！これからも応援してます! (4月17日 23時) (レス) id: bd695989a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トモ | 作成日時：2023年12月30日 0時
