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「私…寂しくても大丈夫…」
ダクマ「えっ…」
この寂しさは別の誰かが埋められる寂しさではない。
ダクマ「A…その寂しさはゼクロムじゃないと埋められない…」
「それでも…いい…いつか…催眠術…解けるからっ…」
Aから離れ、去ろうとするゼクロム。
Aは再び襲ってくる寂しさに必死に耐えようとしている。
耐えようと思って耐えられる寂しさではないのに。
「ごめんね…ゼクロム…迷惑かけて…」
ゼクロム「………」
「あなたは…優しくないとか…言って…ごめんなさい…」
ゼクロム「………」
「でも…キュレムは…情けない奴じゃない…私の為に…戦ってくれて…」
ダクマ「A…」
「だから…寝てればいい…なんて…言わないでっ…」
Aの言葉に対してゼクロムは何も言う事なく住処を去った。
次の瞬間。
Aはその場に蹲って泣いた。
私はただAの背中をさすり、涙を拭う事しか出来なかった。
ダクマ「もうすぐ夜になる…今夜はここで過ごそう…」
「うん…うぅ…怖い…寂しくて…どうにかなりそう…」
ダクマ「Aっ…」
洞窟から見る限り人間がいそうな建物などはない。
ゼクロムの住処なら人里から離れていて当然か。
夜の深い森を歩くのは危険だ。
夜明けを待つしかない。
ダクマ「A…すまない…」
「謝るのは私…催眠術…断ればよかった…」
私がウーラオスならAを抱きかかえて走れたのに。
ダクマの私はAの手を引いて歩く事しかできない。
ウーラオスになりたい理由はダークライと戦う為か。
いや、それだけではない。
私はAを守りたい、Aを助けたい、Aの支えになりたい。
早くウーラオスに進化したい。
その強い気持ちが私を急かす。
ダクマ「焦るな…焦れば遠のくぞ…」
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トモ(プロフ) - ゆいさん» 私の作品を見て下さりありがとうございます！素敵だなんて嬉しいです！私もポケモン達の幸せを想像しながらこれからも更新頑張ります！ (8時間前) (
レス) id: 4d51051818 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 初めまして！いつも作品拝見させていただいてます。対人ではなくポケモンで伝説というのが素敵だと思います！私の青春でもあるポケモン達が幸せになることを祈って更新楽しみにしています！これからも応援しています！ (5月14日 0時) (レス) id: d82411c87b (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 桜月深穹さん» お待たせしました！こちらこそありがとうございます！ (4月21日 20時) (レス) id: 31daee4d89 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 豆さん» いつもありがとうございます！ (4月21日 20時) (レス) id: 31daee4d89 (このIDを非表示/違反報告)
桜月深穹(プロフ) - 更新ありがとうございます！ (4月18日 12時) (レス) @page18 id: 4eca133fc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トモ | 作成日時：2023年12月30日 0時
