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 デンジside



ダクマ「私はデンジ達の匂いをはっきりと覚えていなくて…ゼクロムがレシラムの気配を頼りにここまで連れて来てくれたんだ」

デンジ「そうだったのか…本当に助かったよ」



あとは催眠術だけだな。



デンジ「Aちゃん、催眠術師の連絡先を教えてもらったんだ」

「あぁ…よかったです…」

デンジ「ありがとう…ゼクロム。あの男を追い払っただけでなくこうして俺達のところに連れて来てくれて」

ゼクロム「礼には及ばん」

デンジ「Aちゃん、ダークライの居場所が変わったんだ。まだ次の居場所はわかってない。今のうちに催眠術を解きに行こう。さぁ…」

「ダメですっ…」

ゼクロム「なっ…?!」



俺が手を伸ばすとAちゃんはゼクロムの首元に抱きついた。

眉は下がり、口はへの字になり、俺を見る表情は不安そのもの。



ネズ「A?」

「ゼクロムと離れたらヤバいですっ…」

デンジ「ヤバい?」

「催眠術が解けるまでは…」

デンジ「それって…もしかして…」

ネズ「Aが見たのはダクマじゃないんですか?」



するとAちゃんは小さく頷いた。

と言う事は今のAちゃんはゼクロムと離れようもんなら寂しさのあまり泣いてしまうかもしれないのか?



デンジ「俺達はてっきりダクマを見たと…」

ダクマ「私を見る前にゼクロムを見て…その後…」



厄介な事に巻き込まれたと呆れたゼクロム。

一旦は去ったらしいが戻ってきてくれた。

その経緯を聞いてますます感謝の気持ちが込み上げる。



するとレシラムはゼクロムに鳴き声で語りかけた。

たまに伝説ポケモン達は人語ではなく鳴き声で会話をする。

当然人間の俺達には何を言っているのかわからない。



ただこの状況と会話の流れから察するに…

俺達と言うかAちゃんに聞かれたくない会話だろうな…



レシラム「 ( なぜAの為に戻ってきた? ) 」

ゼクロム「 ( こいつの顔が頭から離れなかった…それだけだ ) 」

レシラム「 ( 本当…我々の心を掴んで離さない娘だな… ) 」



レシラムの鳴き声にルギアは微笑み、ダクマは頷く。

共感しているのだろう。

何を話しているのか気になるが悪い内容ではないな。



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トモ(プロフ) - ゆいさん» 私の作品を見て下さりありがとうございます!素敵だなんて嬉しいです!私もポケモン達の幸せを想像しながらこれからも更新頑張ります! (6時間前) (レス) id: 4d51051818 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 初めまして!いつも作品拝見させていただいてます。対人ではなくポケモンで伝説というのが素敵だと思います!私の青春でもあるポケモン達が幸せになることを祈って更新楽しみにしています!これからも応援しています! (5月14日 0時) (レス) id: d82411c87b (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 桜月深穹さん» お待たせしました!こちらこそありがとうございます! (4月21日 20時) (レス) id: 31daee4d89 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 豆さん» いつもありがとうございます! (4月21日 20時) (レス) id: 31daee4d89 (このIDを非表示/違反報告)
桜月深穹(プロフ) - 更新ありがとうございます! (4月18日 12時) (レス) @page18 id: 4eca133fc5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トモ | 作成日時:2023年12月30日 0時

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