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ゼクロムが戻り、私はようやく落ち着きを取り戻した。
「デンジさん達と合流する方法を考えないと…」
財布もない状態、公衆電話は使えない。
と言うかそもそも電話番号がわからない。
ゼクロムの話だとここはイッシュ地方。
デンジさん達がいるホウエン地方までは距離がある。
なるべく早くホウエン地方に戻りたい。
キンセツシティにダークライがいる。
その情報がホヤホヤのうちに。
「オーバさん…いや…でも…」
シンオウ地方はイッシュとホウエンの間。
オーバさんに連絡してもらえば全て解決。
ただ肝心のオーバさんがどこにいるのかわからない。
ポケモンリーグと言う場所で挑戦者を待つ人。
ただジムリーダーのように行けば会えるとは限らない。
常にポケモンリーグにいる訳じゃない。
必要な時に赴く、そう話していたのを思い出した。
「ホウエン地方に向かおう…どこかで合流できるはず」
ダクマ「うん…行こう。ホウエン地方へ…」
するとゼクロムが「正しい選択だ」と呟いた。
ゼクロム「シンオウから東の方角にレシラムの気配を感じる」
「えっ…レシラムの気配がわかるの？」
ゼクロム「微かにな…共に生まれた故に奴の居場所がわかる。感覚を研ぎ澄ませば…」
ダクマ「ならレシラムもゼクロムの気配を…」
ゼクロム「ただあいつは私がお前達と共にいるなどと夢にも思わない。だから私の気配など感じ取ろうとはしない」
「そっか…」
ダクマ「電子機器に頼れないならデンジ達もこちらと同じような方法で探すはず…例えば…」
ゼクロム「匂いか」
ダクマ「私はデンジ達といる時間がまだ短い…だから彼らの匂いが記憶に残っていないがレシラムならAの匂いを覚えているはずだ」
「私の匂いを頼りに探す…って事？」
ダクマ「デンジ達なら匂いで探せる事に気付いてくれると信じてる」
デジタルな方法ではお互いを探せない。
こちらに向かうデンジさん達とあちらに向かう私達。
必ず出会えると信じて、明日私達はイッシュを発つ。
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ゆい(プロフ) - 初めまして！いつも作品拝見させていただいてます。対人ではなくポケモンで伝説というのが素敵だと思います！私の青春でもあるポケモン達が幸せになることを祈って更新楽しみにしています！これからも応援しています！ (5月14日 0時) (
レス) id: d82411c87b (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 桜月深穹さん» お待たせしました！こちらこそありがとうございます！ (4月21日 20時) (レス) id: 31daee4d89 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 豆さん» いつもありがとうございます！ (4月21日 20時) (レス) id: 31daee4d89 (このIDを非表示/違反報告)
桜月深穹(プロフ) - 更新ありがとうございます！ (4月18日 12時) (レス) @page18 id: 4eca133fc5 (このIDを非表示/違反報告)
豆 - 更新ありがとうございます！これからも応援してます! (4月17日 23時) (レス) id: bd695989a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トモ | 作成日時：2023年12月30日 0時
