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 ルギアside



ルギア「A…」

「ん?」

ルギア「眠たいか?」

「んん…まだ…大丈夫…」

ルギア「そうか…」

「うん…」

ルギア「A…好きだ…」

「私も…好き…」



そう言うAの目から伝わる。

好きと言う気持ちに嘘はない。

ただやはり私の本心には気付いていない。



ルギア「何度伝えても伝え足りない…好きだ…」

「ふふ…ありがと…」

ルギア「A…私の目を見て…」

「うん…」

ルギア「好きだ…」

「何か…照れる…」

ルギア「恥ずかしがる姿も可愛いな…」



するとAは恥ずかしさから私に背を向けた。



「ルギア…」

ルギア「ん?」

「ずっと…側に…いてくれる…?」

ルギア「あぁ…側にいる…私だけでなく…キュレム…ギラティナ…レシラムも…」

「よかっ…た…安心…した…」



A…

私はもう我慢できない…



私の好きがどう言う好きなのか…

自分の本当の気持ちを伝えたい…



ルギア「A…聞きたい事がある…」



私はこちらに背を向けたままのAに語りかけた。



「な…に…?」

ルギア「Aの恋愛対象は…男か?」

「うん…そう…だね…」

ルギア「そうか…なら…」



















ルギア「私を…男として見て欲しい…」



















「………」



Aから返事が返ってこない。

困惑しているのだろうか。

ただここまで言ったのなら最後まで言いたい。



ルギア「好きと何度も伝えているが…それは…恋の好きだ…」

ルギア「軽々しく…好きと言っている訳ではない…」

ルギア「1個1個の好きに…私の愛が込められている…」



好き以上に伝えたい言葉。

本当はこの言葉で私の愛の深さを伝えたい。



ルギア「愛してる…A…」



世界でたった1人…

Aだけを…

愛している…



















ルギア「…A?」



ふと覗き込むとそこには可愛らしい寝顔が。

どうやら疲れから眠ってしまったようだ。



ルギア「フッ…」



私は眠るAの頬を優しく舐めた。



ルギア「そんなところも好きだよ…A」



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トモ(プロフ) - ゆいさん» 私の作品を見て下さりありがとうございます!素敵だなんて嬉しいです!私もポケモン達の幸せを想像しながらこれからも更新頑張ります! (4時間前) (レス) id: 4d51051818 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 初めまして!いつも作品拝見させていただいてます。対人ではなくポケモンで伝説というのが素敵だと思います!私の青春でもあるポケモン達が幸せになることを祈って更新楽しみにしています!これからも応援しています! (5月14日 0時) (レス) id: d82411c87b (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 桜月深穹さん» お待たせしました!こちらこそありがとうございます! (4月21日 20時) (レス) id: 31daee4d89 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 豆さん» いつもありがとうございます! (4月21日 20時) (レス) id: 31daee4d89 (このIDを非表示/違反報告)
桜月深穹(プロフ) - 更新ありがとうございます! (4月18日 12時) (レス) @page18 id: 4eca133fc5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トモ | 作成日時:2023年12月30日 0時

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