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 ルギアside



サイの事件を解決した日の夜。

全員で食卓を囲んでいた時の事。



ダンデ「少し話があるんだ…いいか?」



途中でダンデが私達を外に連れ出した。



ダンデ「キュレムもギラティナもレシラムもAの側にいたいのは重々承知してる。今夜は特にそう思うだろう。ただ今夜はその権利をルギアに譲ってあげて欲しいんだ」

ルギア「ダンデ…」

ダンデ「ルギアは洗脳が解けてからAとしっかり話してないだろ?」



久々の再会を噛み締め、Aがこの世界で生きる事を知った。

しかし悠長にしている暇はなく私達はすぐさま神殿に向かった。



ダンデ「Aがこの世界で生きる事になった経緯を知ってるのか?」



『ルギア…あのね…こんな状況だから…後から詳しく話すけど…』

ルギア『あぁ…』

『私…この世界の人間になって…だから…もう帰らない…側にいる…』



ルギア「いや…まだ…」

ダンデ「そうか…それは聞いてなかったんだな。Aはな…」



















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ルギア「そんな事が…」



Aがこの世界を選んだ経緯。

話を聞いた後、しばらく言葉が出てこなかった。



ダンデ「自分の世界に帰れる希望がありながらもこの世界を選んだ…そうじゃない…」

ルギア「私は…洗脳が解けた時にAからこの世界の人間になったと聞いて…ただただ嬉しくて…」



この世界を選んでくれた事を嬉しく思う反面。

私はAが自分の世界や家族との永遠の別れを選ぶ要因でもある。



ルギア「私の為に戻ってきてくれた事を喜びたい…しかし私は取り返しのつかない事を…」

ダンデ「複雑な気持ちになるのはわかるが…」



するとそれまで無言だったキュレムが唸り声を上げた。



キュレム「取り返しのつかない事…Aにそれを伝えてみろ…お前を凍らせるぞ」

レシラム「キュレム…」



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ゆい(プロフ) - 初めまして!いつも作品拝見させていただいてます。対人ではなくポケモンで伝説というのが素敵だと思います!私の青春でもあるポケモン達が幸せになることを祈って更新楽しみにしています!これからも応援しています! (5時間前) (レス) id: d82411c87b (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 桜月深穹さん» お待たせしました!こちらこそありがとうございます! (4月21日 20時) (レス) id: 31daee4d89 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 豆さん» いつもありがとうございます! (4月21日 20時) (レス) id: 31daee4d89 (このIDを非表示/違反報告)
桜月深穹(プロフ) - 更新ありがとうございます! (4月18日 12時) (レス) @page18 id: 4eca133fc5 (このIDを非表示/違反報告)
- 更新ありがとうございます!これからも応援してます! (4月17日 23時) (レス) id: bd695989a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トモ | 作成日時:2023年12月30日 0時

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