13センチメートル ページ15
ガチャッ
バタン
A「・・・」
紫原「・・・」
A「・・・寝よっか」
紫原「・・・うん」
そういうワケで、寝る準備をして寝れる状態になってから
私たちはあることに気がついた
A「・・・し、シングルベッド・・・1つ・・・?」
そう、部屋には、シングルベッドが1つしかなかったのだ
紫原「あ・・・いいよ、俺床で寝るからAベッド使って」
A「そういうわけにもいかないよ。ほらこっち来て」
私は敦を無理矢理ベッドに寝かせて
間を5センチほど空けて横になった
しばらくすると、隣から静かな寝息が聞こえた
・
・
・
カチ、カチ・・・
時計の音が聞こえる
敦は寝たようだが、私はまったく寝れないのだ
時間を見ると、ただいま午前3時
A「・・・あーあ」
なにか飲もうと、私はベッドのはしに手をかけ起きあがろうとした
すると
A「・・・ん?」
誰かが私の腕を押さえている
まるで行くなと言うように
目をこらして、暗闇の中でその人物を探す
まあこの部屋には2人しかいないからすぐにわかるのだが
A「はあ・・・敦、手離して」
敦がしっかりと腕を押さえているのだ
A「敦ー?」
耳元で呼ぶと、不意に体が引き寄せられた
A「ちょ、敦・・・?」
抱きしめられたまま、私は敦に問いかける
紫原「・・・行かないでよ」
A「私はどこにも行かないって」
紫原「本当・・・?じゃあ今日はこのまま寝よう」
A「は?」
紫原「Aあったかーい。じゃおやすみー」
A「敦?敦ー!」
いくら呼んでも敦が起きることはなく
私はそのまま朝を迎えることになってしまった
・
・
・
紫原「おはよう・・・わ、すっごいクマ」
A「誰のせいだと思ってんだノッポ」
すがすがしいはずの朝の会話が
こんなものになってしまったのは
敦のせいに違いないだろう
まあともかく、合宿2日目
・・・スタートだ
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
42人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アユム☆☆(プロフ) - むっくんマジ天使だ(*´∀`)ポワー いいな~俺なんて154ですよ~ 更新頑張ってください!! (2013年2月22日 3時) (レス) id: cc0da1e425 (このIDを非表示/違反報告)
なっかん(プロフ) - あの なぜ5センチの次が7センチなんですかね?わざとならいいんですけど・・・ (2012年10月20日 18時) (レス) id: 0f118a9ef1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:土方海美 | 作成日時:2012年10月16日 20時