ツイステ答えを見つけて考えた結論は (ページ29)

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デュース・スペードの事件簿6 ページ29

でも、なんであの内容の紙がテーブルの上にあった？

デュース「犯人の名前は分かったが、この鍵は何処の鍵だ？」
不動産屋「マンション内はひと通り行った。残すところは何処だ？」
「地下か。」
不動産屋「地下って？」
「青髭男爵と言えば地下だ。」
不動産屋「何で？」
「青髭男爵は生涯で複数回、女性と結婚した方です。結婚した女性達は亡くなりましたが。」
デュース「気の毒だ。」
「死因は青髭男爵による惨殺ですけどね。」

空気は氷づけにされた。

早速地下に行って鍵を開けると白いワンピースを着た女性、不動産屋の奥さんが居た。

「貴方！」と奥さんはようやく光を見つけたように走り抱きしめた。
不動産屋「ノア、どうして此処に？」
ノアと呼ばれた奥さんは「使用人が避難してって言ったの。」と涙を流しながら言った。
不動産屋「使用人？誰だ？」
ノア「ごめんなさい、分からないの。私、その時、怖くてパニックになってて。」
ああ、そうだ。此処はホーンテッドマンション。A先輩はホラー耐性(常連客)であるから緊張感が薄れてた。
不動産屋「君が無事で良かった。」
ノア「ありがとう、マックス。」
不動産屋「？ノア、その液体の入った瓶は？」
ノア「これは、使用人が白い髪をした男の子に渡すようにって。」

ホールにて
主人が深くため息をついた。
クルス「妻が見つからない。」
僕は真実をを伝えるのは酷だと思った。
ダニエルと言う使用人によってシルヴィアは殺されたんだ。受け入れがたい気持ちになるだろう。
デュース「主人、奥さんはどんな女性でしたか？」
クルスさんはニッコリとして「それはもう可憐だ。美しく黒い髪が映えていたよ。」と一枚のモノクロ写真を僕に見せる。

その時、死刑宣告に近い衝撃が襲った。
僕は要領は良くないが、確信に関しては一つ自信があった。

デュース「美術に感心のある使用人って誰ですか？」
クルス「ダニエルだね。よく妻と美術の話で盛り上がっていたよ。」
使用人は自慢げに使用人のモノクロ写真を見せる。
あの証人だ。
僕はもう一度日記と瓶を確認した。
何故、シルヴィアさんは殺されたのか。それだけは明確には分からないがノアさん危機があったのは確かだ。
瓶に書かれたダニエルと日記に書かれたダニエル。
そしてA先輩がノアさんから得た瓶に書かれている名前。

これは僕の勘に近いが、筋は通る。
デュース「A先輩、僕、

犯人が誰だか分かりました。」