忘れたくない事 ページ31
シュラウド青年はしばらくの後に低く落ち着いた声で「そうですね。」と言った。
あまり喋らないけどエペルのように方便は使わない。
対面会話が苦手なんだろうな。
前世の先輩は静かで喋らない性格だったのを思い出す。
距離は離れた方がいいだろう。
A「グレードセブン像のハートの女王やサバナの統率者、海の魔女に砂漠の賢者も、冥府の番人に茨の女王。
有名なのに映画の主役になってないの不思議ですよね。」
シュラウド青年はさっきとは少し違った顔になる。
A「彼らに関する本なら読みました。殆どノンフィクションでしたけど。」
帰る時間になったので俺は「また会いましょう」と言う。
オルトは「じゃあね」と言う。
A「カリム・アルアジーム、絨毯を貸してください。」
カリム「いいぜ。」
ジャミル「カリム！？」
俺は何か忘れてるので腕に書いてある行き方に沿って行き、海面に向かって「シュラウド家！門を開けてください！」と叫んだ。
本部の方へ入り、青い炎の髪をし「待て待て待て待て待て待て待て待て」
シュラウド青年が顔を青ざめる。
シュラウド青年「え、お父さんは？」
A「留守です。」
オルト「地図は？」
A「う…、言いません。」
腕と言いそうになるのを抑える。
オルト「忘れてるんだよね？」
A「2回忘れましたね。ナイトレイブンカレッジのシュラウド青年、前回は貴方の学校の像に関して言いましたね。今度はその、それぞれの話をしたいです。そうですね…まずは」
シュラウド青年「……いや、サラッと場所もオルトの名前、前の会話内容もしっかり当たっているし、何者なの？」
目を丸くしたシュラウド青年を見ると何か笑える。
俺は肩を震わして「メモしたんですよ。忘れないように。」と言った。
オルト・シュラウドも驚いている。
兄弟揃って驚いているのをダイレクトに心に来て、更に肩を震わした。
A「一回目は貴方達の氏名と特徴を、二回目は行き方と話した内容を書いたんです。」
シュラウド青年はたった一言だが俺を抱腹絶倒させるには十分だった。
シュラウド青年は両手を握り、胸の前にして「粘着執念深A氏。」
俺は笑いで赤くなった顔を上げて「大事な人を忘れたくなかっただけですよ。」と言った。
腰を上げて「名前、教えてください。ケルベロスシステムの開発者さん。」と言った。
イデア・シュラウドと俺は会話やゲームをする仲になった。
イデア「Dの小説は良いですぞ。」
え？
友人17
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柳玲霊鑑(プロフ) - 指摘有難うございます。しかし、此処だけの話…其れは伏線です。(о´∀`о) (2022年7月27日 22時) (
レス) id: e9bdb0e98f (このIDを非表示/違反報告)
琥雪 - 19話の主人公が、ジェイドを呼ぶとき、ジェットになってますよ (2022年7月27日 15時) (レス) @page20 id: 7cb0ef4db8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柳玲霊鑑 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/be moon
作成日時：2022年4月3日 22時
