転生したぜ。大魔法使いの親戚としてな！ ページ1
目が覚めたら異世界なんてラノベの展開。
俺の髪は肩にちょうどつく長さの夜に似合う雪色で、瞳は同じく真っ暗な夜空に黄色の星のようなハイライトが少し見える。
前世の年齢は俺は細かく覚えてはいないが高校は卒業はしてた筈だ。
うん、筈だ。
別に神や天使に会ってから転生した訳ではない。
前世の家族構成は両親と姉と俺。
今世の家族構成は両親と俺。
つまりは一人っ子だ。
姉は交通事故で…おっと、此れは関係ない話だったね。
さてと、話を戻して俺の名前はA・A。
なんとA家は魔法使いとして有名なイェン・シッドの親戚だった。
ディズニーファンの俺としては過剰摂取である。
そんな凄い家庭に産まれた俺の父親は留守が多いがイェン・シッドの弟子のような失態はしていない。
父親はイェンシッドと同じ厳格な所があるから多分血を受け継いでいると思う。
俺はもう6歳いっているが他の子達のように学校に行かない。
家庭で教育を行うからする必要がないのだ。
流石に父親は高校には通わせるつもり。
月一に父親はこう決まって言う。
「尻ぬぐいは自分ですること。」
やっぱり、父親は厳格だが人思いな人格者だと思う。
これから外出する父親に俺は笑顔で「いってらっしゃい」と言った。
むっつりな顔の父親は「行ってくる」と言った。
またさてだ。
俺は書斎で気になった本を読む。
書斎にある本は動物言語学や魔法史、飛行術などがある。
俺が読んでいるのは、魔法呪文だ。
ふむふむ、カボチャを馬車に変えるのはそうなるのか。
ディズニーアニメで知ったけど、好きだな此の呪文。
試しに口頭のみで行おう。確か…
A「サラダ油〜♪メンチカツぶら〜♪ビディバディティブー♪」
駄目だ！滑舌が悪い！
もう一回だ。
A「サラダ油！」
まただ！
でも諦めない！
繰り返して行く内に何故か帰って来た父親が「サラダ油を入れて炒めた野菜炒めを作ったよ。良かったら食べてね。」とテーブルの上にチンジャオロースーが置かれた。
なんで中華料理？
父親side
妻は衰退で亡くなった。
頃合いであっただろう。
私の息子、Aは大人しく知識欲ある子だ。
静かな顔は妻に似てる。
悪い事は悪いと分かっている良い子だ。
かの偉大魔法使いのように立派な弟子として育てられるか不安だったが、時々書斎から聞こえる呪文から意欲がある様子からして大丈夫だと思う。
成長が楽しみだ。
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柳玲霊鑑(プロフ) - 指摘有難うございます。しかし、此処だけの話…其れは伏線です。(о´∀`о) (2022年7月27日 22時) (
レス) id: e9bdb0e98f (このIDを非表示/違反報告)
琥雪 - 19話の主人公が、ジェイドを呼ぶとき、ジェットになってますよ (2022年7月27日 15時) (レス) @page20 id: 7cb0ef4db8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柳玲霊鑑 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/be moon
作成日時：2022年4月3日 22時
