ランチタイム ページ12
「ハァ……ハァ……【ゲッソリ】」←
ど、どうも…Aです……
何故こんなに息が切れてるかって……?
蓮『姉貴〜!一緒に昼飯食おうぜ!!』
『たまには休ませて…汗』
蓮『じゃあ、姉貴が俺の昼飯☆(イケヴォ)』←
『!?!?』←
蓮『姉貴ぃ〜【猛ダッシュ】』←
『ぎゃぁああぁぁあぁあああ!!』←
要約すると……
蓮に昼食に誘われる → 一日中シスコンモード→ 流石に私も疲れますので、断る → 狼と化した←蓮に追いかけられる → 逃げる → 今ここ(屋上)
って言う感じです……
「ハァ…ハァ……さっさと食べて、教室戻ろう……」
そう呟いて屋上のドアを開けた。
「ん?」
京「あ?」
「……京谷くん……」
……先客が居たみたい……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「京谷くんも、ここで食べるんだ。」
京「……おう」
二人で並んで食べてます。
京谷くんはと言うと……
“ハミチキ”とプリントされた髪に包まれたチキンをムシャムシャと頬張ってます。
傍らには、その紙を丸めたやつが3個ほど……
どんだけ食べたの……←
京「……お前、なんでそんなゲッソリしてんだよ。」
「……ちょっと双子の弟と追いかけっこしててね……」
京「……は?追いかけっこ……?」
「……あー……気にしないで。」
そういえば思ったけど……
京谷くんって、意外と話するんだなぁ……
今日初めて会ったばっかりなのに……
京「……お前、それだけで足りんのか?」
「…え?」
京「……弁当。」
京谷くんがじっと見ている先は、私の弁当。
……フルーツサンドニ個と、卵焼き二つとタコさんウインナー三本とスパゲッティとパプリカサラダ……丁度いいんだけどな……
京「……やる……」
「…?ハ、ハミチキ?」
京谷くんがぶっきらぼうに渡してきたのは、ハミチキ。
京「……やる。」
「あ、ありがと……?」
一口食べてみる。
「……うまっ!」←
京「だろ?」
そう言ってニッと笑う京谷くん。
上がった口の端から、犬みたいに尖った白い八重歯が見えた。
……
……///
格好いいと、思って、しまった……
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蓮花46猫 - しろくろはさん» 返信遅くなってすみません汗お褒めの言葉ありがとうございます!更新がバラバラですが、頑張って更新します! (2019年7月9日 20時) (レス) id: 1c48e2b39a (このIDを非表示/違反報告)
しろくろは(プロフ) - 面白いです!続きが楽しみです!頑張ってください!! (2019年3月12日 20時) (レス) id: 6326fe9e23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蓮花46猫 | 作成日時:2018年10月7日 0時