検索窓
今日:8 hit、昨日:5 hit、合計:7,384 hit

story13 ページ16

Aside





「はぁ〜」



エ「朝からため息しかついてないじゃん」



「だって〜」






私は昨日のあのドロップインパクトの後
近くのホテルに泊まり一夜をあかした

…と言っても中々寝付けなかった


頭の中でずっと
"何で?"と"どうして"を繰り返してた






「ランスやお姉ちゃんに何があったのかな」



エ「ずっと気になってたんだけど
ランスとあのお姉さんと知り合いなの?」



「ランスやミルトお姉ちゃんとは幼馴染なの」



エ「へ〜そうなんだ」



「いつも三人一緒に遊んでた
でも私が一年前に自分の夢を
追いかけるためにドラゴーザを出て
それから一度も会ってなかった」



エ「一年間で随分人って変わるんだね」



「…そうなのかもね」






確かに人の気持ちは
何かで縛れるものじゃない

この一年の間に二人は
私を好きではなくなったのかもしれない

だとしても私はまだ二人が大好き
これからもずっと好きでいる自信がある


 




「…また振り向いてもらえばいいんだ」ボソッ



エ「A?」



「私、もううじうじするの止める!
きっと大丈夫だよ!なんとかなるなる」



エ「…Aって意外とポジティブ思考?」



「あら、失礼ね。これが普段の私なんだから」






そうだよ…思い出した
私は昔からいつも前だけを向いて突き進んでた

辛くても、悲しくても
二人が側にいたから…


たとえ今二人が私を見てくれていなくても
ちゃんと側にいる


あとは振り向いてもらうだけ





「よ〜し!A頑張ります!」


エ「…よしっ!じゃあ俺も頑張る!」


「え?何を?」


エ「え?!…え〜と………何かを?!」


「なんじゃそりゃ」


エ「あ、そうだ!まずはこのタマゴを
孵化させる!それを頑張る!」


「なんかテキトー」


エ「いいじゃん」







エースって面白いな


なんかクロード島であった
"あの子"を思い出すな


そんな思い出に浸るように
私は海を眺めながら心の中で固く決意した



『絶対にランスやお姉さんと
過ごした日々を取り戻す』…と

story14→←お詫びと雑談



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

幻月 - ミルト*さん» とんでもない!こちらこそ宜しくお願い致します。 (2019年1月1日 23時) (レス) id: 6d095f9d9a (このIDを非表示/違反報告)
ミルト* - 幻月さん» 今年もなにとぞ宜しくお願いいたします(*^^*) (2019年1月1日 23時) (レス) id: 02400200e5 (このIDを非表示/違反報告)
ミルト* - そうですね。昨年を単語で例えると…「出会い」ですかね。高校生活という新しい物が始まったり占いツクールでこうしてたくさんの方と出会いたりと出会いいっぱいの一年でした。幻月さんともこうして出会えましたしね(*^^*) (2019年1月1日 23時) (レス) id: 02400200e5 (このIDを非表示/違反報告)
幻月 - 花の騎士桜さん» 妙な時間帯に申し訳ございません…あけましておめでとうございます、ミルト*さん。最初の小説の連載が始まってもうすぐ一年が立つのですね、早いものです。2018年を単語で表すとすれば、ミルト*さんは何を思い浮かべますか?無ければ無視して頂いても大丈夫です (2019年1月1日 22時) (レス) id: 6d095f9d9a (このIDを非表示/違反報告)
花の騎士桜 - ミルト*さん» わかりました!いい名前ですね! (2018年9月22日 14時) (レス) id: 04a60fa374 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミルト* | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年9月18日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。