第40話 ページ4
その日は、天月が怯えてしまわないように、それぞれの自室で寝た。
朝、目を覚ますと、目の前に天月が寝ていて、びっくりした。
「あれ？将太？どうしてここに？」
天「少し、寂しくて…。」
「あぁ、いいよ。」
これはこれで本当にびっくりした。
今日は何処に行こうかな…。
あ、遊園地とか？
「将太、今日は遊園地に行こうか？」
天「う、うん。ねぇ、」
「ん？」
天「いつ…。いつになったら…、僕を光翼の所に返してくれるの？」
ズクンｯ
心に矢が突き刺さった。その言葉は、もう俺には目が向かないような言い方…。
いや、もう、戻って来ないかもしれない…。
俺はベッドに座った状態になり、天月を見た。
天月が、俺といて幸せじゃないのなら…もう、いいかな…。
「天月…、」
天「えっ、」
「いいよ。山田の所に行っても…ｯ…」
天「あ、ありがとう…。」
天月は、俺の部屋から居なくなり、玄関から出ていった…。
もう、俺が愛した天月は…ここにはいない…。もう、何をしたって…無駄な足掻きだった…。
天月が出ていって、お昼頃…。電話がかかってきた。
歌詞さんから。
凄く嫌な予感がした。
「はい。何かあったんですか？」
伊『何かあったよ！今すぐ、駄作者この野郎病院に来て！』
「分かりました。」
作:今さらっと歌詞さんにディスられた…。
「駄作者。飛ばせ。」
作:言うと思った。せーのっ！オットセイミ☆
病院に着いて、中に入る。歌詞さんに駆け寄り、声をかける。
「歌詞さん！」
伊「A君。何があったかは桜花ちゃんからきいてる。」
ま「今から聞くことは、焦らずに、落ち着いて聞いてね？」
「わ、分かりました。」
伊「天月が…事故にあった…。」
「えっ？」
目の前が真っ暗になった。
桜「原因は、信号無視した暴走車との衝突。」
96「まぁ、妖怪だから大丈夫だとは思うけど、打ちどころが悪いと、妖怪だって目を覚まさない事が多々ある…。」
それは、手術が終わり次第で、天月が死ぬか生きるかの境目に立たされるということ…。
あの時、なんで行かせたんだろ…。
桜「そんなに自分を責めないで下さい。きっと大丈夫ですから。」
ま「桜花、アレで見えないの？」
桜「時渡りは使ったけど、天月さん自身が見させてくれないの。」
ま「そっか…。」
数分後、手術中のライトが消え、医師が出てきた。
医「成功しました。」
この言葉は、何よりの救いだったと思う。
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月夜@二次元ヲタク同盟(プロフ) - 月夜さん» ありがとうございます！！！是非宣伝させてもらいます！！私の小説を見て下さりありがとうございます！！面白いと言ってもらえて光栄ですっ！！更新頑張ります！！ (2018年7月27日 11時) (
レス) id: 56b5102f12 (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - 月夜@二次元ヲタク同盟さん» 宣伝しても構いませよ！逆に宣伝していただけるなんて光栄ですよ！ありがとうございます！あ、あと、腹黒ぶりっ子の小説、拝見させていただきました。個人的には面白いと感じたので、更新、頑張ってくださいね！ (2018年7月27日 10時) (レス) id: 1061172999 (このIDを非表示/違反報告)
月夜@二次元ヲタク同盟(プロフ) - 月夜さん» レスありがとうございます！！よろしければなのですがウログと言う所で宣伝してもよろしいでしょうか？自分的にどストライクだったので他の方にも知ってもらいたいなと思いまして…よろしかったらレス待っています！いきなりすいませんでした！！ (2018年7月27日 9時) (レス) id: 56b5102f12 (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - 月夜@二次元ヲタク同盟さん» 全部読んでいただいて光栄です！ほんとだ！僕のは「つきや」と読みます。よろしかったら今後とも作品共に僕のこともよろしくお願いします！コメントとても嬉しかったです！ (2018年7月26日 22時) (レス) id: 1061172999 (このIDを非表示/違反報告)
月夜@二次元ヲタク同盟(プロフ) - 全部読みました！！最高でした…！！偶然にも同じ月夜だったのでとても親近感が湧きました(*´ω｀*) (2018年7月26日 22時) (レス) id: 56b5102f12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月夜 | 作成日時：2017年11月27日 21時
