【歌い手】一目惚れの狐を取り戻して、婿入りします。【男主】

本編戻れなかった…。志麻さんの誕生日だァ…。 ページ12

志麻さんHappy Birthday
志麻×センラ
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センラsaid

今日は志麻君の誕生日。


誕プレ何がええかな…。


う「自分の身体。」

坂「あぁ〜。リボンとか巻いてなw」

セ「それでええかな…。」

う「え、マジか。」

坂「冗談やったんやけど…。」

セ「真面目に考えてぇな！」

う「悪かったってw」


ホンマに何が嬉しいんやろ…。分からん…。


坂「あ、せや。僕とうらたさん出かける用事あるから、頑張って考えてな！」

セ「うん。ありがとう。」

う「手段が無かったら、裸エプロンでも…」

セ「うらさん真剣に。」

う「すまんwじゃあな。頑張れ！」

セ「ありがとうございます。」


うらさかが家を出ていった後も、ずっと考えて考えて考えて考えて…、


ついに、もうすぐで志麻君が帰ってくる時間に…。


セ「何も思いつかん…。志麻君の彼女失格やぁ…。」


な、なんか、泣けて来てもうた…。みっともないな…。


そのまま泣き崩れたのか、玄関の扉が閉まる音がするまで寝ていたらしい。


志「ただいま〜。」

セ「し、志麻君！？」


あ、や、やばいやん。目腫れとる…。迷惑かけてしまう…。


志「センラ、目ぇ…腫れてんで？」

セ「あ、ちょっと泣いてもうて…。あ、志麻君、お誕生日おめでとう！」

志「ありがとう！で、泣いたわけは？」


上手く流したつもり…。


セ「…。」


嘘をつこうか悩んでいると、


志「正直に。」


と言われ、嘘を付けなくなった。


セ「志麻くんの…誕プレ思いつかんくて…、志麻君が何をされたら喜ぶんかも分からんくて…、志麻君の彼女…し、失格やなって…思って…。」


ぐいっと腕を引っ張られて、抱きしめられた。


志「そんなんで失格にならへん！俺は、センラ以外彼女にふさわしいとは思わへん！」

セ「ごめんな。迷惑かけて。」

志「その迷惑も、俺は嬉しいんやけど？頼ってくれとるんやって、思えるからな。」

セ「誕プレ用意出来んくてごめんな？」


そう言うと、志麻君は妖艶に口角を上げて、僕を押し倒す。


志「誕プレなら俺の目の前にあるから大丈夫やで。」

セ「へっ！？ちょ、あッ…」

志「いい誕生日やんな…。」


僕と志麻君は、そのまま夜の闇に溶け込んだ。
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志麻さん、お誕生日おめでとう！！


Happy Birthday！！


あと、「センラ」って打ったら、「全裸」って打たさって、変換にちょっと怒←

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