【歌い手】ヤンキー少女、拾いました。【luz】

第10話 ページ13

Aside


母「貴女なんて生まれて来なければ良かったのよｯ！」


醜いものを見るような目で私を見て。


父「オラ、汚れてんだろうが！」


家族なはずなのに、使用人のように扱われ。


兄「お前がなにいいもん持ってんだよ」


私の全てを奪われた。


痛い…苦しい…悲しい…


？「〜！〜…ｯ！A！」


はっ！と目が覚め、目の前には焦った表情の光がいた。


l「うなされとったで。」

「あぁ…」


夢だったのか…。


「あっ。真冬は？」

l「心配せんでも、今朝ちゃんと起きたって翔太からLINEあったで。」

「そっか…。」


良かった。



その日から数日後に、真冬に改めてお礼をされた。


いちごタルトだったのですごく嬉しかったです。(作文風←)


l「そろそろXYZのライブやな…」

「私はちゃんと家にいる。」

l「Aも一緒に行くんやで？」

「え？」

l「え？」


私の耳、ちゃんと仕事して←


今日に至るまで、光からいろんな人の歌声を聴かせて貰った。


否、聴かされた。


nqrseさんとあらきさんかっこよかった。


それを光に言ったら


l「僕だってかっこええよ…」


なんて拗ねたことがあった。


l「あ、一応言うとくな。今回出るんは、あらきさん・nqrseさん・赤飯さん・ピコさん・センラさん・un:c君・まふくん・そらるさん・僕や。」

「分かった。」


nqrseさんとあらきさんがいることに少しウキウキしてしまう。


l「僕から離れたらあかんで？」

「分かってるよ。光は心配性だな〜」

l「(๑˙³˙)ﾌﾞｰﾌﾞｰ」


頬を膨らませる光に対し、私はその膨らんだ部分を指で押す。


l「プシュー…(空気抜けた音)」

「ふww」

l「笑うなや〜！」


笑うしかないやん←


「面白くてwwww」

l「」


急にピタッと止まってじっとこちらを見つめる光。


「な、なに？」

l「僕の前で初めて笑った…」

「へ？」

l「初めて笑った！！めっちゃ可愛ええ！」


か、かわ！？


わた、私が！？


l「あっははwww口パクパクしとるwww可愛ええwww」

「〜！思ってないやろ！」


最近、光の方言が移って来た気がする…。


光に毒されているのだろうか…


いろんな意味で。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿___
次回から(？)

・あらきさん
・nqrseさん
・赤飯さん
・ピコさん
・un:cさん
・センラさん

この6名出します！

本名は…

センラ→高坂 千里(ｺｳｻｶ ｾﾝﾘ)→セ「」

くらいですかね←


本名考えるとネーミングセンス問われるんで←

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