【歌い手】俺の恋人は…。【男主】 (ページ9)

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第41話ページ9

Aside

次の日、真冬から将太と付き合ったとの報告を受けた。

それから数日して、俺と彼方は同棲を始めた。

そして、俺らは卒業を遂げ、今も幸せに暮らしてる。

卒業の時、1番夏目がうるさかった。

96「A～…！！お前もう1回入学できるやろ！！しろや！！」

「黙れ！！」

なんて言う茶番を繰り広げるくらいだしな。

そ「おはよ～…。」

「おはよ。昨日の作業は？」

そ「おあった～…」

「お疲れ様。」

彼方の額にキスをする。

ピーンポーン…

( ^ω^)、ﾁｯ誰だよ…

「あ？」

インターフォンの画面を見ると満が立っていた。

ドアを開けると、凄く慌てた表情で両腕を掴まれた。

「ぅお！なに！」

満「助けてｯ！！」

あれ？なんかデジャブ…

その後、満をリビングに上げ話を聞くことに。

「で？何があったわけ？」

満「ひ、光に…浮気されてるかも…」

ん？待て待て待て待て待て。

「付き合ってたの？」

満「うん。」

そ「え、いつから？」

満「彼方取り合い対戦みたいなのが終わってすぐ…。」

俺、なんっも話聞いてないんだけど。

「はぁ…。まじか。で、光が浮気してるって証拠は？」

満「上着から、甘い薔薇の香水の匂いが…」

確定じゃん。

そ「付けてみたら？」

満「そうなんだよ～。それで悩んでるんだよォ～。」

「なんだよ鬱陶しい。」

満「主人…いや、兄さん。付いてきて？」

「はぁ？絶対やだわ。」

そ「わかった！」

「おい。」

彼方が承諾したので結局付いていくことに…。

正直言ってめんどくせぇ。

光が出かけるというのに合わせて(？)俺達は光を追った。

「ほんとに来んのか？」

満「来る。はず…」

そ「あ。」

店から出てくる雌b((女性が光に抱きつく。

満「あ…。やっぱり、浮気だったんだ…。」

そ「まじかぁ…。」

俺はスッと立って光に近づき、肩をポンっと叩く。

振り返った光の顔はげっそりしていた。

「ひ、久しぶり。どうした？」

ﾓﾌﾞ「だぁれぇ？」

l「そこで待っとき。」

とﾓﾌﾞに言ったかと思ったら、肩をガッと掴まれﾓﾌﾞｺｫに聞こえない声で言われる。

l「助けてください。Aさぁん…」

「は？」

l「あいつ、なんでか分からんけど、僕の住所見つけて家に勝手に来やがって…」

「す、ストーカー？」

l「分かんないですけど、来た日から彼女面してて…。」

めんどくさ。

l「満に浮気って勘違いでもされたらっ！」

うん。もうされてんぞ。