陰陽師ですけど何か (ページ10)

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第8話ページ10

暗闇の中から抜け出した俺は、久しぶりに光をみた。

周りには誰も居ない。

寂しいな…。

孤独に浸っていると、スー…とドアがあいて、みんなが入って来た。

狸寝入りしたら面白そうだな…。

そんな好奇心が湧いて、狸寝入りをする。

狸寝入りと悟ったのか、luz君が布団の中に入って来た。

そして、俺の1番弱い耳元で囁かれる。

l「狸寝入りだったら、うらたさんのほうが得意だぞ？」

「ひぅ///わ、わかっててやっただろお前！この確信犯！ストーカー！バカでかいガシャドクロ！」

l「あははは、ごめん。聞こえなかったなぁ。もう一回言って？((威圧…」

やっべwwww

「ははは、何も言ってないですよluz君。幻聴でも聞こえたんじゃないですか？」

伊「いつも通りのA君で良かったよ！」

「あぁ、堕天使が見える…。」

ま「A君、大丈夫？」

「Oh…、リアル天使。会いたかったよまふさん！」

俺が心を若干許してる人が、歌詞さんと、まふさんと、天月さんと、そらるさんだけ。

だって天使なんだよ！！2人ほど堕天使がいるけど！！

それからかれこれ、俺が目覚めてから2日。俺の退院が決まって準備をする。

「ちょっと待て！なんで僕のがここにあるんだよ…。」

坂「え？いいじゃんw」

l「wwwwwwwwその人形どこで取り寄せられるんだwwww」

「兄弟が作ってくれたんだよ。笑うな！」

兄さんが、作ってくれた。

l「へぇwお兄さんがねw」

「心読んでんじゃねぇよ。あと、笑うな！」

我が家に帰宅～早wって言った人負けなw

坂「てか、96と会ってた時みたいに、俺たちにもデレて欲しい！」

「それは限定した人だけかなぁw」

ま「誰！？」

「えーっと、歌詞さんと、まふさんと、天月さんと、そらるさん…。」

l「俺達は？」

「まぁ～だ、無理かなぁw」

ま「やったぁ～！！！！」

バッと腕を広げて俺に抱きつきを求めている姿がこれまた可愛い←

ポスッと埋もれる形になると、まふさんが俺をぎゅっと抱きしめてくれた。

懐かしいなぁ…、この温もり…。忘れかけていた、温もりだ。

「あったかい」

ま「え？」

「あったかい。気持ちいい。寝れる。はい、おやすみー。」

ま「ぇえ！？ハッ！しまった！これでは寝顔の写真が撮れない！！」

「いや、撮るなよ。てか、キャラ保てw」

そんなくだらない茶番を続けている間に、まふさんの腕の中で意識を手放した。