陰陽師ですけど何か

第28話 ページ31

棗さんが【最後の生放送】を開始しました。

「皆さん！わこつーーー！！」

《《《《《《《最後ってどゆこと！？
《《《声暗くない？
《《《《《《《《《まさか…引退？

「ご名答！僕ね、引退するんだ…。短かったね…。あ、最後の曲投稿するから聴いてね！」


《《《《《《《《《《《《行かないで！

「うん。僕には、いい頃合いなんだよ。きっと…。」

《《《《戻ってくる？

「今のところ、ニコ動に戻る予定はないかな。」

《どういうことだ！！@そらる

「あッ…、そらるさん…どうして…。細工はちゃんと…」

《んなもんハッキングで解ける(｀・ω・´)b@そらる

《《《お巡りさんこのお方です！
《《《《《通報のされ方も丁寧だぁ！

「伝えること伝えたので、切ります…。さようなら。またどこかで。」

《《《《《《《《《《ぁぁぁぁああ！！！(悲鳴…)

棗さんが【最後の生放送】を、終了しました。


何で…知られたくなかったのに…。


いや、その前にハッキングって言った？立派な犯罪だぞ、おい。

警察に突き出したろか？(←そ:やめてw)


コンコン…


俺の部屋をノックする音…。


「誰？」

ま「僕。まふまふ。」

「まふ？入っていいよ？」

ま「うん。ねぇ…、どうして引退するの？」



ビックリドンキー←←←←←←←←



「っ！聞いてたの？！」

ま「うん。ごめん…。」



何で…思いどおりにならないんだよ。



ま「どうして？」

「言えない。」


まふが質問しながら迫ってきた…。


ま「なんで？」

「言えないから…。」


近くまで来たと思ったら…






ダンッ！あ、違う。モフッ？





と、いきなり床ドンならぬ、ベッドドンされた…。


ま「言ってよ…。すごく気になるんだけど…。」


まふがわざと耳元で喋るから、ゾクゾクしてしまう…。


「っ…。言え、ない」

ま「ねぇ、このまま襲っていい？」


抱かれたら、まふのものになれる。抱いてほしいよ…。


「抱いt………。ダメだよ…。」

ま「怖い思いさせてごめんね。」


そう言ってまふは部屋から出て行った…。


もうこれ以上何も失いたくない…。



「ごめん…ごめんね…。まふ、大好きだよ…。抱かれたかったよ…。」



嘘つきでごめんね。でもね、これ以上は傷つけられない…。


龍「そうやって、乗り越えて来たのだな…。」

「そうだよ。」

龍「一度、我に身体を貸せ。」

「いいよ…。」

龍「では、借りるぞ。汝の身体。」


こうして俺たちは入れ替わった…。

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