第九話 ページ10
金造side
金造「…Aは…？」
獅子丸「お祭に行ってるよ
次は五百万のデスマッチイベント…」
金造「…へぇ…」
獅子丸「屋上から見に行こうよ…金ちゃん」
獅子丸の言葉に返事は返さずに溜まり場を出る。
校内はがら空き。
屋上について、Aを見つけたところには
生徒があふれかえっていた。
獅子丸「…来た…」
金造「…仮面…ティーチャー」
獅子丸の言葉で颯爽と現れた仮面の男。
ここからだと全く聞こえない声でも
ボンが何を言ったかはだいたい予想がつく。
“五百万欲しけりゃ仮面をつかまえろ”
本当にそう言ったのか一斉に襲いかかる生徒。
簡単にあしらう仮面ティーチャーに
明らかに動揺するボン。
ボンの立っていたタンクの上から
冷静な態度をとっているA。
獅子丸「さすがは金ちゃんの妹だね
この事態にも平然といられる。
…さぁ、お姫様の出番はくるかな？」
金造「Aは今は出ねぇよ。…今はな。」
Aは天才。
いや…鬼才か…。
計算高く、恐らくコータローにも勝てるだろう。
今のあいつには俺と獅子丸、ボンしかいない。
あいつの中でもっとも大切な物を
自分自身で切り捨てたアイツに勝てる奴は…
…いねぇだろうな…。
獅子丸「！…金ちゃんあれ…」
金造「…自殺未遂の奴か…」
獅子丸「仮面ティーチャー…
なにする気だ…？」
目を細めてみる獅子丸。
Aは変わらずに仮面を見ている。
冷たい目が仮面に突き刺さっていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 342人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「京本大我」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
京叶 - りぃなさん私は、今日から短編を書こうと思います！私の先生になってください！！ (2014年8月4日 19時) (
レス) id: e38c4f423d (このIDを非表示/違反報告)
羅火(プロフ) - 見つけたーd=(^o^)=b (2014年2月22日 21時) (レス) id: 41463a1698 (このIDを非表示/違反報告)
蝶葉(プロフ) - うかさん» あいよー (2013年11月24日 6時) (レス) id: 00faed0d6d (このIDを非表示/違反報告)
うか - おお、ついに見つけましたよ笑笑更新ふぁぃてぃーん♪ (2013年11月18日 19時) (レス) id: 9e6a7aabbb (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 面白いです！がんばってください！ (2013年11月16日 22時) (レス) id: fc25b83a14 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蝶葉 x他1人 | 作成日時：2013年7月14日 21時
