慎太郎side ページ7
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樹にはAは寝たと嘘をついて
なんとかホテルを後にし、帰路につく。
あと数分で自宅に到着する所でカズさんから着信があった。
「お疲れ様です」
カ「おう、お疲れ。今、大丈夫か？」
「はい、どうしました？」
カズさんから明日の予定を聞かれ、昼前にはホテルに向かうと伝えると��慎太郎に別の任務を任せていいか��とホテルには行かずに本拠地へ来るよう言われた。
「いいっすけど…何かあったんすか？」
カ「いや、お前だけで足りる仕事だ」
「…わかりました」
カ「また詳しいことは明日話す」
俺らの特殊部隊はまだ非公式だし、人数も少ないから数多く任務を同時にすることはまぁ滅多にない。
だけどこの時間にカズさんから電話が来るってことはかなり急に入った仕事なんだろう。
「おはようございます」
カ「すまんな」
「いえ…俺は何をすれば？」
朝一でカズさんから仕事内容を聞けば
ある国会議員がカズさんに鷲尾について情報を提供してくれるらしい。
カ「その人をここに連れてきて欲しい」
「なるほど」
カ「昔から鷲尾にこき使われてたらしくてな」
その議員は数年前から鷲尾に弱みを握られ、散々な汚職をさせられたという。
カズさんが鷲尾について調べている内に気づき、アポを取ったところ引き受けてくれたってわけ。
「その方をここに連れてくるのが今日の仕事っすね」
カ「そうだ。よろしく頼む」
「わかりました。」
カズさんから居場所を教えてもらい、さっそく車で向かう。
少し古びた事務所。
インターホンを押して名前を言えばゆっくりと開いたドア。
「…こんにちは」
周りをキョロキョロと確認し、俺を見た男性は自分を��秋田��と名乗った。
秋田議員。数年前にニュースで収賄疑惑があったとかで取り上げられてた人物だ。覚えてる。
秋「カズさんの…」
「そうです。今から向かいます。準備出来てますか？」
秋「はい、大丈夫です」
かなり挙動不審な秋田議員は1度ドアを閉めると次は荷物を持って出てきた。
「下に車停めてるんで、乗ってください」
秋「わかりました…」
1泊分の荷物が入るボストンバックを両手に抱え、出てきた彼は俺の後をピタッとくっつくようにして歩く。
車を発進して数分後。
「あの黒い車、ずっと後ろにいるな」
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蝶-アゲハ-(プロフ) - ちょりこさん» ありがとうございます！私も半年かけて書いた作品が終わったのは達成感もありますが、寂しさも感じてます😭またたまに読み返してカッコイイSPくん達を補給していただければと思います！！楽しい作品と言っていただけて嬉しいです！🙇♀️ (2022年11月27日 17時) (
レス) id: baea928cde (このIDを非表示/違反報告)
ちょりこ(プロフ) - 完結おめでとうございます！毎回カッコイイたろを楽しみにしてたから 、終わってしまうのはちょっと寂しいですね 。でも楽しい作品でした！ (2022年11月26日 23時) (レス) id: 08dc60e7e6 (このIDを非表示/違反報告)
蝶-アゲハ-(プロフ) - ぁぃさん» ありがとうございます😭😭ぁぃさんのお話も大好きです！いつも楽しく読ませていただいてたのでコメント嬉しいです꒰( ˙ᵕ˙ )꒱ありがとうございます！ (2022年9月30日 8時) (レス) id: baea928cde (このIDを非表示/違反報告)
ぁぃ(プロフ) - 今読んでいる作品でダントツ大好きです🥲♡ (2022年9月30日 2時) (レス) @page23 id: 8766758dd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶-アゲハ-
| 作成日時：2022年8月10日 0時
